「薬のデメリット」薬剤師が薬を勧めない理由について
東洋はり灸整骨院の石丸です。
現代は病院へ行けば、たくさんの薬を処方されたり、薬局へ行ったり、インターネットでも気軽に薬を手に入れることができる時代になりました。
ですが、それらの薬を飲んで、本当に症状は根本的に改善してますか?
「ある薬をもう何年間もずっと飲んでいるけど、大丈夫なのかな?」
「薬には副作用があるって聞くけど、でも自分の判断でやめるのは抵抗があるし、、。」
とお悩みの方も多いのではないかと思います。
そこで今回は、『薬剤師は薬を飲まない』(宇田川久美子著、廣済堂新書)についてご紹介させていただきます。
Contents
薬剤師さんが語る薬のデメリット
この本は、現役の薬剤師が薬の専門家の立場で「薬のデメリット」について書かれたものです。著者の宇田川久美子さんには、出版するに際して、相応の覚悟を持って臨まれたのではないでしょうか。
- 製薬会社
- 薬局
- 病院
- 同業の薬剤師
からは相当のバッシングを受けることになったでしょう。
しかしそれを考えてでも、
「真実に蓋をするわけにはいかない」
「嘘をついてはいられない」
そんな思いで上梓されたのだろうと想像しつつ、読ませていただきました。
薬の原材料は石油?
この本を読むと、病院で出される薬の成分について知ることができます。
薬の原材料はそのほとんどが、自然界のものではなく、石油の副産物を原材料とする人工的なもの。石油が原材料であるということはすなわち、プラスチックと同じような成分だということですね。
そんなものを一生にわたって飲まねばならないとなると、その他の大きな病気につながってしまう可能性も高くなりそうだとは思いませんか。
薬を飲む=対症療法?
さらに、薬を飲んでも対症療法にしかなりません。宇田川先生もそう書いておられます。
- 高血圧は降圧剤
- 花粉症の鼻水は抗ヒスタミン剤
- 頭痛は鎮痛剤
- 皮膚症状はステロイド
どれも、根本治療ではありません。根本治療ですらないのに、プラスチックと同じようなものを飲まねばならないというわけです。
京都大学の実験結果
京都大学で行われた実験結果によると、
- 35度
- 35.5度
- 36度
- 36.5度
- 37度
と条件を変えて、癌細胞を繁殖させてみると、温度が低いほど癌細胞が繁殖することがわかりました。つまり、体温が高いほうが癌細胞は繁殖しないということです。
しかし薬を飲むことで体温が下がり、免疫も下がるのをご存知でしょうか。
風邪をひいたときに体温が上がるのは、免疫を最大に上げてウィルスと戦うからです。
体温が高いということは、健康には不可欠なこと。にも関わらず、石油から作られた、対症療法しかできないものに体温を下げられるなんて、もとも子もありません。
西洋医学よりも東洋医学を推奨する理由
何らかの症状で薬を処方されたという患者さまは、ぜひ一度東洋医学の鍼灸を検討してみてください。
漢方薬は、自然界の生薬で作られています。鍼灸であれば、副作用もほぼありません。さらに対症療法ですませることなく根本治療を行い、身体の体温を上げ、免疫を向上させることもできるからです。
毎日薬を飲まねばならないという方は、薬のデメリットについてもよく理解したうえで、主治医やセカンドオピニオンと相談し、服用されるのがよいかと思います。
薬剤師は薬を飲まない? 動画解説
今回の内容について、私がYoutubeにてお話させていただいた動画もございます。ぜひチェックしてみてください。
おわりに
いかがでしたか?
今回は薬剤師の宇田川久美子さんの書籍『薬剤師は薬を飲まない』をご紹介させていただきました。
こちらの書籍以外にもたくさん出版されています(詳細はこちら)ので、一度ご覧になっていただくと、より深く知ることができると思いますので、お時間がありましたらぜひチェックしてみてください。
また、東洋はり灸整骨院でも東洋医学によるアドバイス等も行っておりますの。
- 現在薬を飲み続けているけど疑問に感じている方
- 東洋医学や漢方にご興味のある方
は、ぜひ一度ご相談ください。
(関連ページ)