「身近な薬にも重大な副作用はある!」薬の危険性について考えよう
東洋はり灸整骨院の石丸です。
皆さんは、「頭が痛いときは鎮痛剤」、「風邪気味だと風邪薬」というように普段から薬を安易に飲んでいませんか?
もちろん痛みの症状を抑えるために、薬を使う方法は時には必要かと思いますが、痛み止めという名の通り、それは一時的に痛みがおさまるだけで根本的には解決していません。さらには、薬を飲み続けることによりあらゆる副作用もありますね。
私たちの体は、口にするもので作られていますからしっかりと考えたいところです。
そこで今回は、身近な薬で起こりうる薬の副作用についてお話ししたいと思います。
薬を摂取することのリスクとは?
これらの身近な薬の副作用から起きるものに、「スティーブンスジョンソン症候群」というものがあります。
厚生労働省によれば、スティーブンスジョンソン症候群は2001年から3年までの2年半で1064件報告されていて、その内106件は死亡例だそうです。原因と疑われている薬品は283種類あり、
- 抗生物質
- 解熱剤
- 鎮痛剤
- 総合感冒薬
など多くが身近な薬です。
2年間で1064人というのは薬を飲んでいる人数からすれば何万分の1かもしれませんが、副作用が出る確率は0ではないということがお分かりいただけるかと思います。
薬にはリスクがあることを理解し、安易に薬を飲むことはやめるべきなのです。
日本の年間医療費は40兆円超え
特に、毎日薬飲んでいる人は「どうやったら飲まなくなるようになるか」を考えた方がいいと思います。西洋医学(病院)に頼りきりでは、薬漬けにされてしまう可能性もあるのです。
実は、日本の人口は1950年代から1.5倍にしか増えていないにも関わらず、年間医療費は2100億円から42兆円へと約200倍に増えています。
厚生労働省は13日、2015年度に病気やけがの治療で全国の医療機関に支払われた医療費の総額(国民医療費)は、42兆3644億円だったと発表した。前年度より1兆5573億円増加。国民1人あたりも1万2200円増の33万3300円で、いずれも9年連続で過去最高を記録した。
引用:朝日新聞(2017年9月14日)
建前では、医療が発達したと言っていますが、これはいつの間にか医療が産業化しているということを意味しているのです。
もちろん薬が必要な方はいます。一型糖尿病の患者さんや、瀕死の患者さんに薬を出さないわけにはいきません。
しかし、人口が1.5倍しか増えていないのに医療費が200倍に増えているというのは異常というより他ありません。
薬の副作用-解説動画
薬の副作用、スティーブンスジョンソン症候群について、私がYoutubeにてお話させていただいた動画もございます。併せてご覧ください。
まとめ
いかがでしたか?
日頃から、手に取りやすい鎮痛剤や風邪薬などにもあらゆるリスクが潜んでいるということがお分かりいただけたと思います。
薬が本当に必要な時には、もちろん摂取すべきだと考えていますが、安易に毎日飲み続ける、毎日のルーティンや予防などの習慣で飲み続けてしまっているという行為は、体に悪影響を与えかねません。
一度、副作用という点からも、医療費という点からも薬を摂取するリスクを考えてみてください。
飲まなくて良い状況にすることは、体にとっても理想的です。薬の安易な使用をやめるためにも薬漬けの生活から抜け出し、本来の健康を手に入れましょう。
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