国が副作用の有害性を認めた?慢性病は薬を沢山飲む前に「東洋医学」
東洋はり灸整骨院の石丸です。
先日、産経新聞に国が初めて医師や薬剤師に薬の有害性を明記した適試案書をまとめたという記事が出ていました。もしかするとご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。
■高齢者の「薬漬け」ストップ…厚労省が指針案、副作用の有害性明記 国レベルで初
高齢者が多くの薬を服用する「薬漬け」について、厚生労働省が、医師や薬剤師らを対象に服用の適正指針案(骨子)をまとめたことが23日、分かった。国レベルで高齢者の内服薬に関する指針を作成するのは初めて。薬の多種類の服用は副作用などのリスク増が指摘されている。日本では「患者がとりあえず薬をもらいたがる」といわれ、医療費の削減も期待される。指針は来春にも完成し公表、一般国民向けも来年度に考案するという。
引用:産経ニュース
今回の記事では、特に高齢者の薬使用のリスクが明記されていたようです。
薬は石油から作られているので人体に有害であるということは、前々からお話ししてきました。
つまり、薬というのは異物、毒だということが今さらになって判明したということですね。
そこで本日は、「国が副作用の有害性を明記するように動いている」というお話しをしたいと思います。
高齢者の副作用のリスクが上がる理由
今回記事になった高齢者の方の副作用のリスクは、当然のことと言えば当然のことです。薬は異物ですから、たくさん与えると問題が起きるのは当たり前です。
そして、高齢者は使用する薬の種類も5種類、6種類と増えていきますので副作用のリスクが上がってしまいます。
また、免疫力や生命力も低下していますので多くの薬を飲むと副作用で転倒、物忘れ、めまい、失神が起きやすくなります。
この延長線上は認知症です。
他にも胃腸が荒れる、肝臓や腎臓が弱るというようにあらゆる副作用が考えられますね。
3種類以上の薬を飲むリスク
実は、高齢者に限らず、3種類以上の薬を飲むとどうなるかという調査はされていません。薬を1種類飲んだ場合の副作用は製薬会社がしっかりと調べています。
2種類まで、例えばAという薬とBという薬を一緒に飲んだらどのようになるかということも調査されている場合こともあります。
しかし、3種類以上はもう未知の世界です。
AとBとCの薬を飲んで何が起きるかはもう分からないのです。
つまり、5種類、6種類と飲むということがどんなにリスクがあるかがお分かりいただけるのではないかと思います。
色々な種類の薬を飲まざるを得ない状況にある方は、ぜひ、東洋医学での治療をお考えいただきたいですね。
東洋医学は日本国内で1400年の歴史がありますし、慢性症状には非常に効果的です。
薬の有害性 解説動画
本記事の内容について、私がYoutubeにてお話させていただいた動画もございます。ぜひご覧ください。
まとめ
いかがでしたか?
本日は、「国が副作用の有害性を認めた!慢性病の治療は薬を沢山飲む前に東洋医学を試そう」について、お話しさせていただきました。
高齢者の方は特に、たくさんの種類の薬を飲まなければならない状況にある方が多いかと思います。
もちろん、かかりつけの医師の判断もありますので薬を飲む事が必要な場合もあるでしょう。
しかし、複数種類の薬を継続的に飲むという事は体への副作用のリスクも上がっていくということを忘れてはならないのです。
「薬の副作用が心配…」というお悩みをお持ちであれば、ぜひ東洋医学での治療も選択肢の一つとして考えていただけたらと思います。
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