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鍼灸師が教える喘息に有効な3つのツボ

喘息
この記事は約 4 分で読めます。

東洋はり灸整骨院の石丸です。

ご自身の喘息やお子さんの喘息の治療をしているけれど、なかなか良くならないとお悩みではありませんか?

おそらく、これを読んでくださっている方はご存知かと思いますが、喘息や小児喘息に対して小児科や呼吸器内科での治療は薬などの「対症療法」のみが行われます。

つまり言い換えると、ステロイドや気管支拡張剤などの化学物質を使って一時的に症状を抑えることしかできないということです。

喘息の処置は緊急度の高いものもありますので、薬での治療も大切ですが、それでは根本的な解決には至りません。

しかし、東洋医学の鍼灸なら根本治療が可能です。東洋はり灸整骨院でもほぼ100%といっても過言ではないほど、症状を改善させています。

そこで今回は、東洋医学による喘息の改善法。「3つのツボ」と「五臓六腑」についてお話ししたいと思います。

石丸昌志

喘息に有効なツボ

喘息に有効なツボを今回は3つご紹介します。

治喘(ちぜん)

まずは「治喘(ちぜん)」というツボです。

その名の通り、「治す喘息」と書きますが、これは首の後ろ側にあります。首を前に倒した時に、大きな骨が出ると思いますが、その骨のすぐ下の少し外側にあります。

この治喘のツボは気管支を拡張させる作用もありますので、西洋医学の治療に共通しているところもありますね。

天突(てんとつ)

次は「天突(てんとつ)」というツボです。

これは、喉の付近にあるツボで、左右の鎖骨を結んだちょうど中央部のくぼみのようなところにあります。

孔最(こうさい)

最後は、「孔最(こうさい)」という肺のツボです。

これは、腕を曲げた時にできるシワから指4本分の位置(親指側の位置)にあります。これがとても重要なツボで、喘息の治療には孔最を使った肺の機能向上が不可欠なのです。

東洋医学による「五臓六腑」の考え

上記のように、喘息の処置には東洋医学の「五臓六腑(ごぞうろっぷ)」の呼吸器系の「肺」のツボを用います。

しかし、もう一つ重要なことがあります。実は、五臓六腑はお互いに相克関係といって邪魔をしあう臓器の働きがあります。「肺」の場合、「肝」が相克関係にありますので、肝の処理も重要なのです。

喘息の方は肺の機能が弱いのに、病院では肺の機能を向上させることができません。肺の機能を向上させつつ、相克関係を踏まえて肝の処理ができるのは東洋医学だけです。

喘息の根本治療には是非、東洋医学をお勧めします。

喘息の動画解説

喘息・小児喘息について、Youtubeにてお話させていただいた動画もございます。ぜひご覧ください。

まとめ

いかがでしたか?

喘息や小児喘息の治療には、呼吸器系の「肺」の治療だけではなく肝臓系の「肝」の治療も同時に行うことが重要だとお話ししました。

薬などの対症療法では、その部分の症状を一時的に抑えることはできますが、やはり根本的な悩みの解消には至りません。

もちろん緊急度の高い症状の場合には、薬という選択肢は必要です。しかしながら、長期的に考え根本的に解決するためには、一つの症状にはさまざまな問題が絡み合っているという考え方で、総合的な治療ができる東洋医学も必要になるのです。

なかなか喘息の症状が良くならないとお悩みの方は、一度東洋医学専門の鍼灸院に来店ください。

 

以下の記事でも「喘息」について解説しております。

併せてご覧ください。

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ライター紹介 ライター一覧

石丸昌志

石丸昌志

・合同会社 東洋医学研究所 代表
・志鍼塾 塾長

町田本院 院長の石丸昌志です。私どもは症状の改善という事実を通して、東洋医学の素晴らしさを世の中に伝えていきたい。その一念に人生をかけてまいりました。

鍼灸は、お一人おひとりが本来持っている自然治癒力を高めるものです。我々は今後も、「お悩みが解決する鍼灸とアドバイス」を実践してまいりますので、どうぞご期待ください。

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