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東洋医学 6つの長所と4つの短所について

 2017/06/01 東洋医学
この記事は約 6 分で読めます。

東洋はり灸整骨院、院長の石丸です。

本日は、東洋医学の6つの長所と4つの短所についてお話しします。

一般の方ですと、「医学」という言葉を聞くとすぐに思い浮かぶのは「西洋医学(病院)」だと思います。人によっては、「病院のお医者さん」をイメージしたり、「薬局などで買う薬」をイメージする方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、この西洋医学の歴史は東洋医学に比べると短く、歴史的に人類と共に歩んできたのは東洋医学なのです。日本国内でも1400年、中国では4000年以上の歴史があるのです。しかし、この東洋医学についてあまり詳しくご存じない方も多いのが現状です。

そこで今回は、この東洋医学について知っていただくために、6つの長所と4つの短所についてお話させていただきます。ぜひ参考にしていただければ幸いです。

東洋医学の6つの長所

身体全体を診ながら治療を行う

東洋医学の長所の1つ目は、身体全体を診ながら治療を行うことです。西洋医学は、その症状によって、受診する科が分かれます。頭痛なら脳神経外科、鼻が悪いなら耳鼻科、胸が苦しいときは呼吸器科、胃の調子が悪ければ胃腸科、生理痛は婦人科、アトピーは皮膚科というように科がばらばらになるため、さまざまな症状が出ていたとしても、それぞれの科が担当する症状だけに目を向けることになります。

それに対して、東洋医学では、身体全体を診ていきます。あの症状があって、この症状があって、その症状があるのは、あなたがこういうなっているからだと、慢性病を治していくのを得意としています。体質からくる病の場合は特に優れていると言えます。

病の原因がわかる

2つ目の長所は、原因がわかるため、根本治療ができるという点です。これは、先に挙げた長所とも重なりますが、東洋医学であればその病の原因がわかるということです。

ある人に生理痛や頭痛、円形脱毛症、鼻炎、肩こり、手足の冷えがある――その原因が判明するのは、東洋医学としての診断方法があるからです。その診断法を用いて治療を行えば、原因が判明し、根本治療にもつながるのです。

身体全体を診なければ、対処療法しかできないのも当たり前です。その意味では、西洋医学が対処療法にとどまるのも仕方がありません。

一人ひとりの体質の違いを見極めて治療する

長所の3つ目は、一人ひとりの体質の違いを見極めて治療する点にあります。東洋医学では、それぞれが皆、違う体質を持っているという前提に立ちます。

ここに高血圧の症状がある5人の患者さまがおられるとします。高血圧という点では同じでも、その他の症状はそれぞれで違います。年齢や性別、生まれ育った地域も異なる。さまざまな要因が重なり合って、高血圧という症状になるのです。そうしたことを考えていくからこそ、原因もわかり、治癒することができるのです。

一方の西洋医学では、5人は「高血圧の人」というだけで治療は終わりです。年齢も性別も食習慣なども関係ありません。人間をロボットのようにとらえているから、根本的な治療にもつながらないのでしょう。

漢方と薬の違い

4つ目の長所は、自然界に存在するもののみで漢方がつくられるということにあります。病院で出る薬のように、石油からできたものではないというのは、大きな違いです。

病院で原因不明の症状でも原因が分かる

長所の5つ目は、病院で原因不明がわからない病気に関しても、その原因を明確にできることにあります。1つ目、2つ目の長所にも重なりますが、建物や検査器具がどれほど立派でも、原因がわからないとされることは多いものです。そういった病気でも、東洋医学的な診察診断法を用いれば、原因が明確になります。

中国4000年の歴史がある

6つ目は、長い歴史を持つ経験医学であることです。東洋医学には、歴史があります。日本国内だけでもすでに1400年の歴史があり、その間の事実を積み重ねてきたのです。そのため、嘘がありません。

こうした長所をいかした医療を行ってまいりますので、ご安心ください。

東洋医学の4つの短所

それでは次に東洋医学の短所についてもお話させていただきます。

何事にも長所があれば短所もあるように、東洋医学にもいくつかの短所があるのです。

外科が不得意

1つ目は、外科が不得意だということです。東洋医学では、骨折や脳血管障害、心筋梗塞などを治すことができません。また、腫瘍を取り除いたり、飛び出した肋骨を治したり、大きな怪我の治療や飛び出した眼球などへの対処はできないのです。

救急救命が不得意

2つ目は、救急救命が不得意だということです。意識がない、呼吸をしていない、血を吐いて倒れている――そういった人の生死に直結する現場は、東洋医学では扱えません。

外科的な処置や救命救急を得意とするのが、病院です。特に、生死に直結する現場は、病院がもっとも得意とする分野ですので、西洋医学にお任せするのがいちばんです。

検査ができない

東洋医学が不得意とする3つ目は、検査ができないということです。血液検査はもちろん、レントゲンやMRICTスキャンなど、身体の中を診ることができません。東洋医学においても、数千年前には人体の解剖をしていたのですが、電気・ガス・水道が発達していない時代であったため、開けてみても何もわからなかった――そのため、それ以上体内について追求することがなかったのです。

東洋医学はそこで、病は身体の表面に現れるという着眼点を得ました。顔色や目の輝き、声の質、肌艶、お腹の弾力、脈といったものに病が出ることに着目して、発達を遂げてきたのです。

個人差が出やすい

不得意なことの4つ目は、治療をする者の主観的な視点が入るため、個人差が出やすいことです。ある先生はこう考えても、もう1人の先生はこう考えて、違った見解をもつ先生もいるといった具合で、主観的な要素が多いのが難点です。

対して、西洋医学には、客観的な視点があります。血圧が160であれば、世界中の誰が見ても、そこが変化することはありません。

しかし、検査器具のない東洋医学では、治療する人が所属する流派やそれまでの勉強内容、その人自身の一定の感覚に頼って治療することになります。そのため、多少の個人差が出るのもいたしかたない――これらが、私の考える東洋医学の短所です。

東洋医学の長所と短所 動画解説

⇒ Youtube公式チャンネルはこちら

まとめ

東洋はり灸整骨院 院長 石丸昌志

いかがでしたか?

長所と短所をきちんとご理解いただき、東洋医学・西洋医学を使い分け、健康的なお体になっていただければとてもうれしく思います。

当院は開業当初から東洋医学一筋で鍼灸治療をしております。本物の東洋医学の治療を受けてみたいと思われた方は、ぜひ一度当院へお越しいただければと思います。

 

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