アトピーは、東洋医学で内臓機能を高めて改善!
東洋はり灸整骨院の石丸昌志です。
アトピーで悩んでいる方は、赤ちゃんから大人までとても多く、東洋はり灸整骨院にもたくさんの方が来られます。
悩みは深刻です。人によっては、かゆみで眠れない、日常生活や学習、仕事の妨げになる程重度の症状が出ることもあり、治療も根気強さが必要です。
「アトピーで人前に出るのが苦痛。」
「かゆみで勉強に集中できない、ぐっすりと眠れない。」
「皮膚科に行ったら塗り薬で一時的によくなるけど、すぐぶり返す。」
困っている声はたくさん入ってきます。
正直にいうと、アトピーは東洋医学でも難易度は高いです。
本日は、そんな「アトピー」の鍼灸施術についてお話しさせていただきます。
Contents
東洋医学でもアトピーの改善は難しい?
京都のとある名門の東洋医学専門の病院では、ホームページに、「白砂糖を摂っている人は病院に来ないでください。治りませんので。」というようなことを書いています。
アトピーというのは、それくらい治すのが難しい症状なのです。
いきなりこんなエピソードで驚かれたかもしれませんが、それくらい難しいことを分かって頂きたいのです。
その理由は、東洋医学ではアトピーは「皮膚の病気」ではないと考えているからです。
塗り薬ではアトピーはよくならない?
アトピーになってしまったとしたら、まず皮膚科受診が一般的ですね。
皮膚科では、塗り薬が治療の中心です。保湿剤やステロイド剤を処方します。ステロイドは炎症を強く抑える薬なので、塗ると荒れていた肌が少しきれいになります。
皮膚のアトピー症状は、体の中の悪い状態を表しているので、体の中を治さなければ、アトピーは治りません。皮膚表面の症状を薬で抑え込んでも、すぐに再発(ぶり返す)するのは当たり前のことと言えます。
西洋医学では、抗原抗体反応(こうげんこうたいはんのう)という、異物や病原体から身体を守る免疫の働きが、過剰になることで現れる症状と言っています。しかし、それを根本的に治すことは難しいのです。
そういった意味で、皮膚科の塗り薬は根本的な治療ではないと考えています。
東洋医学の基本「皮膚は体のごみ捨て場」
東洋医学の基本に、「皮膚は体のごみ捨て場である」という考え方があります。
例えば、チョコレートを食べ過ぎると口内炎ができたりしますね。食生活が不規則で、インスタント食品ばかり食べていると顔に吹き出物ができたりします。
内臓が弱ったり、負担がかかった結果が、口内炎や吹き出物として現れているのです。
体は、「これは有益なものだから吸収する」、「有害だから外に出そう」と判断します。有害なものは、肝臓・腎臓系で解毒・排せつ処理するのです。
アトピーの皮膚の症状は、食品添加物など体に有害なものを解毒、排せつ処理する機能が追いつかず、皮膚に現れていると考えられているのです。
アトピーは内臓の機能を高めることが大事
東洋医学では、まず内臓の機能を高める鍼灸施術を行います。
肝臓、腎臓系などの機能を高めれば、少々変なものが入ってきても肝臓で解毒、腎臓系で排泄処理することができるからです。
現代の暮らしで、体によくないものを一切食べないことは不可能です。しかし、多少変なものが入ってきても適切に処理する能力が上がれば、結果としてアトピーの症状は出てこなくなるのです。
皮膚に現れる症状だからといって、皮膚だけに注目せず、内臓機能に働きかけることが東洋医学の鍼灸の特徴といえます。
アトピーの大敵「白砂糖」
冒頭で、「白砂糖を摂っている人は東洋はり灸整骨院へ来ないでください。」という、東洋医学専門病院の話をしましたが、科学者によっては、「白砂糖は違法にしたほうがいい!」と言うぐらい、体には毒なのです。
白砂糖には、体を冷やす作用などもあって、慢性病を助長してしまうと考えられています。
ですので、アトピーの方は残念ですが、白砂糖を避けたほうがいいと思います。
甘味は、安全で精製されていない砂糖や黒砂糖などで摂ることをオススメします。
直接、白砂糖を摂らなくても、洋菓子などには大量に入っていますので気をつけてください。
アトピーでない方も、出来る限り避けたほうがいいのですが、特にアトピーの方は気をつけてください。
これは非常に重要ですので、なるべく白砂糖を摂らないよう心がけましょう。
アトピーに関する動画解説
アトピーの症状について、Youtubeにてお話させていただいた動画もございます。ぜひご覧ください。
まとめ
いかがでしたか?
アトピーの原因を知れば、東洋医学の鍼灸に納得していただけると思います。
東洋医学は、慢性病の改善も得意としています。つらいアトピーでお困りの方は、ぜひ東洋医学専門の鍼灸院に行っていただくことをお勧めします。
もちろん、東洋はり灸整骨院にもご相談ください。
つらいアトピー、一緒に乗り越えていきましょう。
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