不眠症、寝つきの悪い方必見!睡眠の質を上げる3つの方法

東洋はり灸整骨院の石丸です。

本日は、「睡眠の質を上げる方法」というテーマでお話しいたします。

睡眠の質が上がれば、人生の質も上がる

人間にとって睡眠は、とても重要です。携帯電話を充電するのと同じで、しっかり睡眠をとれば充電でき、次の日も活力的に動けます。皆さんも寝不足だったり、満足な睡眠が取れず、つらい思いをしたことはあると思います。

「眠りたいのによく眠れず、日中つらい…。」

「寝つきが悪く、体がだるい…。」

「睡眠不足で集中力がかけている…。」

そうお悩みの方も多いのではないでしょうか?

中には、不眠症や睡眠障害でお悩みの方もいらっしゃるでしょう。

今は便利な世の中になり、ゲームやおもしろい動画など刺激的なコンテンツが多いので、ついつい寝不足になってしまうのも仕方ないかもしれません。

しかし、睡眠の質を上げることは、人生の質を上げることにもつながります。毎日しっかりした睡眠時間を取るように心がけましょう。

それでは、これから東洋医学の考え方を交えながら、睡眠の質を上げる3つの方法をご紹介していきます。

ぜひ参考にしていただければと思います。

スマホやパソコンは脳を休ませない?

睡眠障害とスマホ、パソコン

今や生活と切っても切り離せないスマートフォンやパソコン、そしてテレビ。

特にスマートフォンは、肌身離さず持ち歩いていている人も多いようです。

  • メッセージのチェック
  • SNS
  • スマホゲーム

等で寝る寸前まで画面を見ていませんか?

東洋医学では、「ヒサシクミレバシンヲヤム」という言葉があります。これは、「長くいると、心が病む」という意味です。

この「心(しん)」というのは、「心臓」のほかに、「脳・中枢神経」のことも指しています。

スマホやパソコンの画面を見ている間は、脳に刺激を与え続けています。脳が刺激を受けすごく活発化し興奮している状態です。

スマートフォンの画面を長く見たあとに、眠ろうと目を閉じると残像を感じたりすることがあります。これは脳が覚醒している状態なのです。つまりスマホ、パソコン、テレビの画面は脳を休ませないのです。

しかし、現代は刺激的でやめられないゲームやアプリもたくさんありますし、気になるサイトや動画をついつい見てしまう方も多いと思います。

脳を休ませるために

対策としては、寝る1時間~30分前には、スマートフォン、パソコン、テレビを見るのは控え、脳を休息の方向に持っていくことです。

できる方は電源を切ってしまうといいでしょう。一度電源を切ってしまえば、メールや電話の着信音も気になりませんし、また電源を入れなおして動画を見たり、ゲームをしようという気持ちも少し落ち着くはずです。

寝る前は携帯やパソコンの電源をオフにする。朝起きたら電源をオンにするということを習慣化すると良いでしょう。

寝る前の読書にも注意が必要

また、寝る前の読書を習慣にしている人も多いでしょう。

さらっと読む程度ならいいのですが、読解したり、記憶したりするような読み方をすると、脳が興奮し活性化してしまいます。眠りにつくために本を読んだのに、眠ろうとしてもなかなか眠れない状態になるのです。

夜寝るときは、万物が寝静まっていくわけですから、ゆったりとした気持ちで眠りに入れるようにしたいものです。

目から入る情報は絶ち、ストレッチなどをして気持ちを落ち着かせることも大切です。

気を充実させて質の良い睡眠を!

睡眠の質を上げる気

「寝ていても、眠りが浅い」という人もいます。これは眠りの質の問題です。

深い眠りにつこうとすると、気が充実しておらず熟睡できないという人です。これは、東洋医学では、「気虚(ききょ)」という状態です。

東洋医学でいう「気」というのは、

  • 元気
  • やる気
  • 気合

の気です。そういった「気」が、足りていないということです。

東洋医学では、気が足りないと深い眠りにつけないと考えられています。

気が足りない理由

気が足りない理由は、2つです。

気虚

一つは、しっかり気を作れたとしても、日中にたくさん気を使ってしまい、気虚の状態になってしまいます。必要以上に気を使いすぎないことも大切と言えます。

気が作れていない

もう一つは、そもそも気が作れる体ではない状態です。

体が弱い方や、呼吸器系が弱い方は、気虚の状態に陥りやすいので、弱い部分を改善する必要があると思います。

こういった方には東洋医学、そして鍼灸が効果的と言えます。気のレベルが上がれば、眠りが深く変化していくでしょう。

深夜1時には深い睡眠を!

深夜1時には寝よう

毎日、深夜1時から3時までは、ぐっすり眠るようにしましょう。

深夜1~3時の時間は、東洋医学では、「肝臓の時間」と考えられています。

東洋医学でいう、肝臓とは、血液を浄化してくれる器官です。血液の3分の2は眠っている間に肝臓に戻ってきて、そこできれいに浄化されるのです。すると、朝きれいな血液を全身に行き渡らせることができます。

体の血がきれいに浄化されないまま、次の日を迎えることになることは避けたいものです。血が汚れたままの状態は活力が乏しいのです。

ですので、深夜1時にはしっかり眠っている状態がベストといえます。

東洋医学による睡眠の質を上げる方法 動画解説

睡眠について、私がYoutubeにてお話させていただいた動画もございます。ぜひチェックしてみてください。

⇒ Youtube公式チャンネルはこちら

まとめ

東洋はり灸整骨院 石丸昌志

いかがでしたか?

東洋医学の視点で睡眠の質を上げる方法をご紹介させていただきました。どの方法もすぐに実践可能な方法だと思います。

① スマホなどは寝る30分前に終了する。脳の興奮を冷まし、眠りに入りやすくする。

② 深い眠りのためには「気」が充実していることが必要。東洋医学でいう「気虚」の状態を改善しよう。

③ 深夜1時から3時は深い睡眠をとる。肝臓で血液を浄化し、明日の活力を復活させる。

これら3つの方法を実践し、睡眠の質、人生の質を上げていきましょう。

そして、「もしかしたら、私、気虚かも?」と思った方は、東洋医学専門の鍼灸院である東洋はり灸整骨院にご相談ください。しっかりと症状をお聞きし、施術をさせていただきます。

睡眠の質を上げ、毎日を健やかに過ごしましょう。

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