顔面神経麻痺に有効な2つのツボ!
東洋はり灸整骨院の石丸です。
ある日突然、目が閉じにくくなってしまったり、水を飲もうとするとこぼれ落ちてしまったりなどの症状が出てしまう顔面神経麻痺。これを読んでくださっている方の中にも、もしかするとお悩みの方がいらっしゃるかもしれませんね。
顔面神経麻痺はあるウィルスなどが原因とされていますが、まだ明確に特定されていない状態ですので、西洋医学だけでは完全に治すことができないでしょう。しかし、東洋医学では症状をみた上で治療することができる有効な治療の一つです。
そこで今回は、顔面神経麻痺に有効なツボと東洋医学による治療法についてお話ししたいと思います。
顔面神経麻痺に有効な2つのツボ
- 肩髃(けんぐう)
- 扶突(ふとつ)
という顔面神経麻痺に有効なツボがあります。
どのくらい有効かというと、ここにお灸をすると一回の治療でも変化があるほどです。
この2つはツボの位置が近いので効果が出やすい場所ですね。もちろん、根本的な改善にはこの2つだけでは足りません。
東洋医学でできること
先ほどご紹介したツボは対症療法的な処置ですので、根本治療を目指す場合は体全体の症状をみる必要があります。西洋医学では耳や顔の周辺しかみないので治せないのです。
顔面神経麻痺の治療には東洋医学で呼吸器系を司るとされる「肺」が重要になってきます。
その他にも消化器系の「脾」、肝臓系の「肝」などの東洋医学的な五臓六腑(ごぞうろっぷ)の機能を高めることで改善し、根本から治すことができます。
顔面神経麻痺についての動画解説
顔面神経麻痺についてお話させていただいた動画もございます。ぜひご覧ください。
まとめ
いかがでしたか?
顔面神経麻痺は、東洋医学でいう
- 「肺」
- 「脾」
- 「肝」
に分類されますので、これらを総合的に治療する必要があるのです。
病院で原因がわからないままステロイドや血流をよくする薬を飲み続けるよりも、しっかり原因、治療法がわかる東洋医学での治療が有効ということをお分かりいただけたのではないかと思います。
顔面神経麻痺は、東洋医学的な治療で改善を目指します。今現在、顔面神経麻痺のお悩みをお持ちで、なかなか症状が改善することができない場合は、東洋医学の鍼灸も選択肢の一つとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
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