人間は機械ではない!自然との関係を踏まえて体の調子を整えよう
東洋はり灸整骨院の石丸です。
皆様は季節の変わり目に体調が変化することはありませんか?
立春、立夏、立秋、立冬などの大きな季節の節目の前後1週間ほどは、
- 普段以上に不調になりやすい
- 慢性の症状がひどくなる
- 急に悪くなる
ということがあります。
これ以外にも、二十四節季と言われる2週間に1度の季節の変わり目に症状に変化がある人もいます。
見た目には出ていなくとも、草木が冬場は枯れて春に芽が出て夏は生い茂るように、人間にもサイクルがあるのです。
そこで今回は、人間の体がいかに自然の影響を受けているかというお話をしたいと思います。
人間の体は、自然の影響を受けやすい
季節以外に思考や喜怒哀楽などの感情も大切な要素です。
例えば、くよくよしていると胃の調子悪くなりませんか。ストレスで胃潰瘍になる方もいますね。
つまり、感情と症状にはつながりがあるのです。
他にも食べ物などお客様をとりまく環境を考慮に入れて鍼灸を行う、人体を中心に様々な関係性を踏まえて施術するのが東洋医学です。
体をバラバラに見る西洋医学
しかし、西洋医学(病院)では季節や環境は一切考慮にいれず、人間を工場でできた部品の集まりのように考えます。
胃が悪ければ胃腸科、頭痛は脳神経外科というようにバラバラに見てしまうのです。
もちろん車と同じで部品に悪いところがあるならなおした方がいいでしょう。
しかし、ほとんどの場合は部品、つまり患部ではなく体の働きそのものが悪くなって症状が出ていることが多いです。
西洋医学は時代遅れ?
最近は、NHKの番組でも様々な要素が人体に関係しているということが科学の視点でも紹介されていました。
今までのように体をバラバラに見る西洋医学のやり方は時代遅れになりつつあるのでしょう。
現に今までの考え方では何にもよくならないから、50〜60年で医療費が190倍なってしまっているのです。
医療が産業化して、お金儲けの手段になってしまっている現状ですが、東洋医学なら変えることができます。
先ほど挙げた症状も東洋医学なら改善することができるからです。
自然と身体の関係 解説動画
本記事について、私がYoutubeにてお話させていただいた動画もございます。ぜひご覧ください。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「人間は体と自然との関係」についてお話をさせていただきました。
先ほども説明したように、東洋医学による鍼灸は、季節や私たちの感情、そして食べ物までも考慮した上で、体を総合的に見て施術をしていきます。
私たちの体は些細な変化でさえも無意識のうちに情報をキャッチしていますので、特に季節の変わり目は特に体調を崩しやすいのです。
東洋医学は、西洋医学に劣るところのない医療です。
自然と人体の関係を考慮に入れた医学で、医療産業からの脱却を目指しましょう。
季節の変わり目に体調を崩しやすい方は、ぜひ東洋医学も選択に入れてみてくださいね。
(関連ページ)
・不眠症、寝つきの悪い方必見!簡単にできる睡眠の質を上げる方法3選