腰椎椎間板ヘルニアは東洋医学専門の鍼灸院へ
東洋はり灸整骨院の石丸です。
今回は「腰椎椎間板ヘルニアは鍼灸で改善できるか?」についてお話させていただきます。
Contents
腰椎椎間板ヘルニアの症状
日常会話の中で、
「ヘルニアがあって腰が痛い」
「持病のヘルニアが悪化してつらい」
等は聞きなれているかもしれませんね。
しかし、みなさんはどれくらいヘルニアについて知っているでしょうか?
誤解されていることもたくさんあるようです。
そこで今回は、腰椎椎間板ヘルニアの症状について、そして東洋医学の鍼灸が効果的な理由について解説していきます。
腰椎椎間板ヘルニアとは
椎間板ヘルニアは、腰や臀部(お尻)、下肢に痛みやシビれを感じたりする病気の代表格といえます。
本来「ヘルニア」とは、「あるべきところから逸脱する、はみ出す」という意味で、腰だけに起こるわけではありません。しかし、患者さんの数が多いことから「ヘルニア=腰」が一般的なイメージとして定着しているほどです。
背骨は積み重なるように形成されています。
一つ一つの背骨の間に緩衝材として椎間板というクッションが挟まっています。これが骨の変形や圧迫により、飛び出し周囲の神経を圧迫することで、症状が現れると考えられています。
レントゲンやMRIの検査結果について
腰痛や下肢のシビれなどを感じた場合、整形外科を受診することが一般的だと思います。
症状を一通り確認したのち、レントゲン検査や、MRI検査を行い「ヘルニアです。」と診断されることでしょう。
ここで重要なことは、はたしてその「ヘルニア」は、真実なのか? ということです。
なぜかと言いますと、実は「画像診断と患者さんの自覚症状は一致しない」という事実があるからです。
整形外科学会は、「80%の患者さんの画像診断所見と自覚症状が一致しない」ということを発表しています。
これは何を表しているかというと、「画像診断上ヘルニアの神経圧迫が少ないから症状が軽い」とは言い切れない、ということです。
本当はヘルニアではないのにヘルニアと診断されたり、ヘルニアの症状があるのに「異常がありません」と言われるケースが多々あるのです。
では、どうすればいいのでしょうか?そこは、東洋医学の鍼灸にお任せください!
東洋医学によるヘルニア施術
レントゲンもMRIも、画像診断はすべて静止画です。
人体は寝ている時でも常に動いています。骨と筋肉の関係も「動き」で診なければ、正しく診察できません。
東洋医学は常に人体を動いているものとしてみています。動きを想定して痛みの原因を治していくわけです。
人体の働きを整えることは、東洋医学、鍼灸の得意分野なのです。
手術を受ける前に、東洋医学専門の鍼灸院へ
西洋医学のヘルニア治療は、痛み止めを服用する、ブロック注射をする、牽引治療、低周波治療、手術療法などがメインです。
しかし、薬・注射・手術には必ず副作用があるといっても過言ではないでしょう。
また、先に説明したように、画像診断と症状は80%の割合で一致しません。
「MRIでヘルニアがすごく悪くなっている、手術したほうが良い」とすすめられたとしても、その判断が正しいとは言い切れないのです。
ヘルニアの手術は、内視鏡・超音波・切開といろいろな方法があるようですが、切開した場合、入院期間は2~3週間かかります。ヘルニアを切るために正常な筋肉にメスを入れるわけですから、リハビリも必要になるでしょう。
ですので、手術を受ける前に、ぜひ東洋医学の診断・治療を受けていただくことをおすすめします。
椎間板ヘルニアの解説動画
ヘルニアの症状についてお話させていただいた動画もございます。ぜひチェックしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
- 80%の患者さんの画像診断所見と自覚症状が一致しない
- 薬・注射・手術には副作用がある
- 人体の働きを整えることは、東洋医学・鍼灸の得意分野である
ということをぜひ知っていただければと思います。
そして、辛い腰の痛み、足のシビれ、歩きにくさなど腰椎椎間板ヘルニアでお悩みの方、ぜひ東洋医学の鍼灸を受けてください。
もちろん、東洋医学専門院である東洋はり灸整骨院にもご相談ください。腰だけでなく全身の不調に注目して、総合的に治療していきます。
つらい症状がなくなり、生き生きと生活できるようお手伝いいたします。