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クローン病を改善された女性患者さんとの対談!

対談
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東洋はり灸整骨院 町田本院、院長の石丸昌志です。本日は、女性患者さんにインタビューをしたいと思います。

こちらの患者さんは現役の看護師さんで病院に勤められていたこともあり、今も医療関係で働いておられます。そういった医療関係者の方が東洋医学の鍼灸施術を受けられて、病院(西洋医学)とは違う効果があったということで、それについて少しお話を聞きたいと思います。

石丸昌志

女性患者さんとの対談動画

Youtubeの対談動画はこちらです。


※施術効果には個人差があります

看護師ながらもショック受けた診断結果

痛い

石丸:色々と症状はあるのですが、一番困っていた病気はクローン病でしょうか。

女性患者(以下女性):はい、合っています。

石丸:発症してから1年半くらい経過しているのですが、病院ではどのように言われるのでしょうか。

女性:基本的には一生付き合っていかなければいけない病気ということで、看護師として少し習った経験もあるのですが、治らない・特効薬などは特にないようです。ずっと付き合っていかなければいけない病気と言われて、診断を受けたときは 看護師ながらも少しショックでした。

医師

石丸:実際の症状としては、どのようなものがあるのでしょうか。

女性:特に下痢がひどくて、あとは腹痛やそれに伴った気持ち悪さなんかが出てきていましたね。

石丸:そういった症状は、アップダウンや生理周期・天候などによっても左右するのでしょうか。

女性:そうですね、昔は結構ひどかったです。

石丸:なるほど。他にも色々と症状があってそれらをお見せすると、クローン病が主訴で来られて、肩こり・腰痛・頭痛・めまい というようなものがあります。女性ですとけっこうこういった症状の方も多いですから。あとは、鼻炎・冷え・のぼせ・眼精疲労・花粉症・風邪ひきやすい・生理痛・むくみ、ということですね。

当院の鍼灸を受けた結果

鍼灸施術

石丸:年間通してのクローン病自体のつらさを10とすると、今はどのくらいでしょうか。

女性:2くらいには落ち着いています。

石丸:まだ通院されている過程なので、今後も続けていけば2が1になったり、1が限りなく0に近づいていったりというのは、東洋医学からすると全然ありえると思います。その他に色々と症状があったのですが、とくにツラかったのが肩こり・頭痛・生理痛でしょうか。

女性:そうです。

石丸:肩こり・頭痛なんかはどんな感じだったでしょう。

女性:通いはじめたころから比べれば、今はほぼゼロに近いです。

石丸:元々はどれくらいしんどかったのでしょうか。

女性:肩がひどく張り、それによってこの辺りが硬直し、同時に頭痛も出て気持ち悪くなって、天気に左右されて寝込んでしまうということが結構多かったです。でも、今はもうほぼないです。

石丸:なるほど。生理痛で感情的に少しおかしくなるというようなこともおっしゃっていましたが、どのような感じだったのでしょうか。

女性:一番ひどかった時で、仕事から帰ってきて玄関の扉を閉めた直後、何もないのにいきなり号泣してしまうというようなことがありました。このようなレベルで、精神面に関してはひどかったですね。

石丸:実際痛いのもあるのですよね。

女性:本当に痛くて同時に気持ち悪いのもあって、1時間くらいトイレに籠っても吐けないけど気持ち悪い。しかもお腹もとても痛くて、床をのたうちまわっている時はもありました。

石丸:風邪をひきやすい等、この辺は東洋医学だととても重要なのですが、風邪のひきやすさなんかは前と比べてどうでしょうか。

女性:前から結構風邪をひきやすいと言いますか、高い熱が出るということはないのですが鼻の調子が悪かったり喉が腫れやすかったり というようなことはありました。それについてはだいぶよくなったのと思います。

石丸:そういうちょっとした喉・鼻というのは、今でも多分出ると思います。もともと東洋医学からすると、クローン病を治すときに呼吸器系と大腸経のツボをよく使うのです。そういった患者さんというのは、そもそも外気の変化に非常に敏感なのですね。クローン病の方も2くらいの症状があるとのことなので、ちょっとした気候の変動や、立春・立冬・立夏・立秋といった大きな暦の変化、低気圧が近づいてくるといった時は、外気の変化にまだ敏感だと思うので、ちょっと違和感があることはまだあるかなと思います。ただ、クローン病を含めて肩こり・腰痛・頭痛・めまい・むくみ・生理痛・風邪ひきやすい・花粉症・眼精疲労など色々な症状がありますが、こういった方は結構多いのですよ。こういう色々な症状があるわけですが、それらを総合的に見て症状はクローン病と同じく10分の2くらいでしょうか。

女性:そうですね。それくらいにはなっているのではないかと思います。

東洋医学と西洋医学

東洋医学

石丸:なるほど。実際に今まで西洋医学の勉強をし看護師さんになって病院で勤められてということで、頭の中はけっこう西洋医学ですよね。

女性:そうですね。

石丸:東洋医学の鍼灸施術を受けて、その印象や実際の改善を通じて思うのはどんな感じでしょうか。

女性:やはり西洋医学だと「あなたはこの病気だからここを治療しましょう」ということで、それに対して手術したり薬を使ったりなのですが、ここでは「あなたはここも悪いしここも悪いから全体をみましょう」ということで見てくれるので、分野は違うけれども両方取り入れている身としては東洋医学もいいなと思うようになりました。

石丸:先程言っていただいた通り、クローン病だと消化器内科の先生が診て、肩こり・腰痛は整形外科が診て、頭痛は脳神経外科が診て、めまい・花粉症・鼻炎は耳鼻咽喉科が診て、眼精疲労は眼科が診て、風邪ひきやすいは内科が診て、生理痛は婦人科が診て、むくみは泌尿器科が診るというように科がバラバラになるのですよね。

私もYouTubeで再三言ってきましたが、やはり全体像をとらえてやらないと慢性症状というのは良くならないのですよ。これはクローン病も全く同じで、クローン病だけ診ていると治らないのですよね。そうではなくて、「他の症状には何がありますか」と聞いて「あれとそれとこれがある」と言うから、「じゃあクローン病とこれとここが繋がっているな」「これとこれはグループだな」ということで治療をしていくとサーッと良くなっていくのですよね。それを1つしか診ないとやはり良くならないのですよ。

我々はよく「木を見て森を見ない西洋医学」というふうに言うのですね。木を見るのだけど森全体は見ないのですよ。「クローン病は診るけど鼻炎は耳鼻科に行ってね」となるのですね。東洋医学からすると、「森を見て木を治す」と言うのです。「他にどのような症状があるのですか」を聞きながら、主訴であるクローン病に対してやっていくという感じなのですね。そのクローン病の患者さんも、おそらく100%他にも症状があると思うのです。末端冷え性がある・皮膚が弱い・鼻が悪い・咳が出やすい・喉が弱くて慢性扁桃炎・風邪をひきやすい・小児喘息だった・アレルギーがある・生理痛がある・腹痛がある・胃炎がある・梅核気がある・逆流性食道炎があるというように、その他の症状が必ずと言っていいほどあると思います。

だから私としては、そういう症状と関連させてやらなければ治らないと思います。その証拠に、病院では「一生付き合ってください、難病ですから」というふうになるではありませんか。高血圧も、病院は「一生薬飲め」と言いますよね。あれも一生治らないわけですから、同じ理屈なのですよね。高血圧の患者さんがどうやったら治るのかと言うと、「食べ物は何を食べているのですか」「何時に寝ているのですか」「上司との関係はどうですか」というように色々と聞き込んで、他の症状もまとめてやるから治るのですよね。だから、その病気だけ画像で見て「はい、この薬。さようなら」というのでは何にも治らないと思います。肩こりだから湿布・頭痛だから鎮痛薬・めまいだからめまい止め・鼻炎だからシュッシュッとやる・眼精疲労だから目薬というふうにやっていても治らないですよね。

そうではなくて、「なぜこの患者さんにこの症状が出ているのか」ということを考えてやっていくのですよね。それが東洋医学なので、慢性病は全て東洋医学が絶対に良いと私は思っていますね。色々ブワーッと喋ってしまったのですが何かありますか。

女性:最初は「クローン病だ。じゃあこの治療をしよう・この注射をしよう・この点滴をしよう・最悪は手術になるかも」と言われて、覚悟はしていました。しかし今のところは大きな手術などはなく過ごせているので、やはりここに来られたことが大きかったと思います。最初は自分の意志ではなく、母が調べてくれて「ここ行ってみない?」というふうに連れてきてくれたので、母に感謝というのと良いところに出会えたということに感謝して、このまま続けていければなとは思います。

石丸:ここまで来るのに電車を4回乗り換えているのですよね。

女性:3,4回は乗り換えて。

石丸:3,4回ですよね。だからちょっと遠方から来ていただいているのですが、毎回3~4回くらい乗り換えてこられるので申し訳なくなるのですけれども、一応効果が出ていますし、比較的良い感じで良くなった患者さんで、スピード的にも1,2回やっただけで変化がありましたしね。

女性:そうですね。やはりやるのとやらないのとでは違うなと思いました。

石丸:そんな感じで遠方から来ていただいたお母さんの紹介で、一応医療関係者で病院に勤められていたということで、慢性病に対しては東洋医学の優位性というか説得力が増すかと思って今回お願いして、今日もわざわざ遠いところから来ていただいたのですが、そんな感じで大丈夫でしょうか。

女性:大丈夫です。いつもありがとうございます。

石丸:こちらこそ、本日はどうもありがとうございました。

 

クローン病でお悩みの方は、一度東洋医学の鍼灸を試していただきたいと思います。私達のグループ院の近くにお住まいの方は気軽に起こしいただきたいですし、ぜひご相談ください。古来から伝わる鍼灸がきっとあなたの力になってくれますよ。

 

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石丸昌志

石丸昌志

合同会社 東洋医学研究所 代表
志鍼塾 塾長

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TEL 042-705-6090

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