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皮膚のかゆみやアトピーの症状は、東洋医学専門の鍼灸院へ

アトピー
この記事は約 5 分で読めます。

東洋はり灸整骨院の石丸です。

皆さんは、

  • 皮膚のかゆみ
  • 繰り返し起こる皮膚トラブル
  • なかなか改善されないアトピー性皮膚炎

などにお悩みではありませんか?

このような皮膚症状がなぜ起きるのかというと、東洋医学には「皮膚は体のごみ捨て場」という言葉があるように、体の老廃物が行き場をなくして皮膚から出ているからです。

皮膚症状が起こっているのは老廃物が原因なので、体の中の浄化が重要になってきますが、その際にステロイドなどで一時的に症状を抑えたとしても根本的な解決には至りません。

そこで今回は、皮膚症状に対する東洋医学による改善法をお話ししたいと思います。

石丸昌志

皮膚に症状が出ている時こそ、体を見直そう

皮膚症状が出ている時は、東洋医学では体が老廃物を出してくれている状態と捉えます。そのため、老廃物は全て出しきって、今後は出ないようにしていくというのが一番良いと言えます。

それには、体の浄化能力を高めること、そして食べ物に気を付け、便通を促してしっかり毒を外に出せる体にすることが大切です。皮膚症状が出ている時こそ、体をしっかり見直すチャンスでもあるのです。

皮膚症状が出やすいタイプ

皮膚症状が出やすい人について、もう少し東洋医学的に考えてみましょう。

東洋医学では「五臓六腑(ごぞうろっぷ)」を中心に考えます。

五臓には

  1. 肝臓
  2. 心臓系
  3. 胃腸系
  4. 肺・呼吸器系
  5. 腎臓系

があります。それぞれの臓器に対して、出やすい症状や、好き嫌い、性格などの特徴があります。

皮膚症状は五臓の中の「肺」タイプに当てはまります。

「肺」の特徴

肺の特徴には風邪をひきやすい、風邪の時に喉が痛む、咳がよく出るという特徴があります。

呼吸器に関係する症状としては、鼻の症状、鼻炎花粉症がでやすい、声が急に出なくなることもあります。また、大腸に症状が出ることも多く、便秘、下痢、両方を繰り返すこともあります。

その他にも、辛い物が好き、もしくは極端に嫌い、色白の人、というのも特徴にあります。

朝に症状が出ることも多く、朝に腰が痛い、体がだるい、歩くと足が痛いというように、朝に何かしらの不調が起きやすくなります。

また秋の季節にも弱く、特に8月7日以降、立秋で季節が夏から秋に入る時に体調を崩すことが多い傾向にあります。

他にも、憂鬱になることが多い、元気が出ない、悲しみなども関係します。

東洋医学でいう「気の病」になりやすいのです。

気の病とは?

気の病には、例えば気鬱があります。

これは気が滞っている状態を指していて、抑鬱(抑うつ)傾向、喉のつかえ感、胸のつかえ感、胸の詰まった感じがあります。さらには、おならが多い、ゲップが出る、残尿感ということにもつながることが多くあります。

気虚の場合は、気が足りなく、要はガス欠状態です。体がだるい、気力がない、疲れやすい、風邪を引きやすいと色々あります。「気」と一言で書いても、滞る、足りなくなるなど色々とあるのです。

西洋医学による皮膚病の対症法

ここまで東洋医学の考えを元に、皮膚症状が起きる方の様々な症状を挙げました。

しかし、西洋医学ではこれらの症状が出た時に、それぞれの科がみることになります。

  • 皮膚症状は皮膚科
  • 鼻は耳鼻科
  • 大腸は胃腸科
  • 肺は呼吸器科
  • 憂鬱は心療内科
  • 朝の腰痛は整形外科

となります。

気鬱が原因で様々な症状が出ても、

  • 抑うつ感は心療内科
  • 頭痛は脳神経外科
  • 喉のつかえ感は耳鼻科
  • 胸の詰まりは呼吸器科
  • おならやゲップは胃腸科
  • 残尿感は泌尿器科

というようになりますね。

肺に関係する症状も、気鬱に関してもいかにバラバラにみているかがわかります。

そして、

  • 皮膚科で塗り薬
  • 呼吸器科で咳止め
  • 便秘に下剤
  • 憂鬱で抗うつ剤
  • 鼻が悪いから抗ヒスタミン剤
  • 朝腰が痛いから湿布と痛み止め

というように症状を抑える薬が出るだけですから、根本的に治すことはできないのです。

根本改善を目指すなら東洋医学

東洋医学なら、「肺」のツボを使えば一気に全部改善することもできます。その場しのぎの対症療法ではなく、根本的に改善するのです。

何らかの皮膚の症状をお持ちの患者さんは、東洋医学的な視点からすると、他の症状も持ち合わせていることが多いです。先ほどあげた症状の全てではなく、1つ2つかもしれません。

しかし、西洋医学のやり方ではそれぞれの症状ごとに科が変わるので、治るまでには時間がかかってしまうのです。

まとめ

いかがでしたか?

皮膚症状が出やすい方は、東洋医学でいう「肺・呼吸器系」に分類されることが多いということが分かりましたね。さらには、肺タイプの方が皮膚症状以外に出やすい体の不調に関しても、お分かりいただけたかと思います。

皮膚に何らかの症状が出た場合、皮膚科へ行き、症状をみてもらうことも大事です。

しかし、体は全部つながっていますから、その他にも体全体を総合的にみた上で、他にはどのような施術が必要なのかという視点を入れておくと改善のスピードがさらに上がっていきます。

皮膚に症状が出て、なかなか良くならないとお困りの方は、ぜひ東洋医学専門の鍼灸をご検討ください。

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ライター紹介 ライター一覧

石丸昌志

石丸昌志

・合同会社 東洋医学研究所 代表
・志鍼塾 塾長

町田本院 院長の石丸昌志です。私どもは症状の改善という事実を通して、東洋医学の素晴らしさを世の中に伝えていきたい。その一念に人生をかけてまいりました。

鍼灸は、お一人おひとりが本来持っている自然治癒力を高めるものです。我々は今後も、「お悩みが解決する鍼灸とアドバイス」を実践してまいりますので、どうぞご期待ください。

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