東洋医学を活かしたダイエット【ツボ・マッサージ・漢方】
東洋はり灸整骨院の石丸です。
本日は、東洋医学を活かしたダイエットに有効となされるツボ、マッサージ、漢方についてお話したいと思います。
ダイエットに効果的なツボ 解説動画
Youtubeにてお話させていただいた動画はこちら。ぜひご覧ください。
ダイエットに効くツボ
東洋医学にもダイエットに対するアプローチがあります。
一昔前に耳つぼダイエットが流行りましたね。耳つぼとはまた違う、本当の経絡、ツボでもダイエットに効果的な箇所があります。
- 気来(きらい)
- 気衝(きしょう)
というツボが、おへその外側から下がったところ、胃の経絡上で鼠径リンパ節の近くにあります。
ここに、
- 鍼灸院なら「円皮鍼」
- 一般の方なら「ピップエレキバン」
を貼って刺激し続けるといいでしょう。
実際に当店のお客様でこのツボに円皮鍼を貼って、ベルトの穴がどんどん詰まっていった方もいますから一定の効果は期待できると思います。
マッサージ
また、鼠径リンパへのセルフマッサージもお勧めです。
鼠径リンパというのはビートたけしさんが「コマネチ!」とするあのラインですね。(笑)
ここをマッサージしてリンパの流れがよくなると脂肪が燃焼します。
漢方
漢方では、
- 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
- 防己黄耆湯(ぼういおういとう)
などが有名です。この二種類の違いですが
- 防風通聖散 → 便秘の方
- 防己黄耆湯 → 便秘がなく水太りの方
という違いがあります。
お腹が弱い人が防風通聖散を飲むと余計に下痢してしまいますので、便秘をするかどうかで選べばいいと思います。
鍼灸師の方へ
また、鍼灸師向けの内容ですが、鍼灸の場合は肺虚でとり、肝の勢いを取るように施術を行いましょう。
肺虚でとれば、肺と脾を補うことができます。肝は食欲に結びつきますから、肝の勢いを取ることで食欲が抑えられます。
過食症の人は肝がものすごく勢いづいていますから、肝の勢いを抑え、肺と脾を補うようにな鍼灸施術が有効でしょう。
おわりに
本日は「東洋医学の考えを元にダイエットに良いツボ、漢方、マッサージ」をご紹介しました。
ぜひ参考にしていただき、お時間のあるときにお試しくださいね。
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