繰り返す吹き出物は、鍼灸で根本改善を目指そう!
東洋はり灸整骨院の石丸です。
皆さんの中には、顔や背中など体の一部に吹き出物が出て困っている方はいませんか。特に顔に吹き出物ができてしまうと、女性は美容的にも気になると思います。
そのような症状が出た時は、スキンケアを見直したり薬を塗ったりしてまず症状を抑える方が多いかと思います。しかし、患部に直接対処しても根本的には治らないのをご存知でしょうか。
もちろん、一時的には良くなるかもしれませんが、また繰り返してしまいます。なぜかというと吹き出物の原因は他のところにあるからです。
そこで今回は、繰り返す吹き出物を治す方法についてお話ししたいと思います。
吹き出物の原因
火のないところには煙は立たないと言いますよね。吹き出物の症状が出た場合、吹き出物は煙で、火元は別にあるということです。洗顔や塗り薬というのは煙を扇いでいるだけですから、消火には至りません。
では火元を探すにはどうすればいいかというと、吹き出物以外の症状を見る必要があります。
例えば
- 生理痛、生理不順、子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮内膜症と言った婦人科系の症状
- 頭痛、肩こり、腰痛、鼻炎、花粉症、高血圧などの症状
- 喘息や風邪を引くと咳が続く
- 喉の違和感
- 肺の症状などの呼吸器系が弱い
- 冷え、のぼせ
- 円形脱毛症
などです。
こういった症状にプラスして吹き出物という症状が出ているのです。
西洋医学は体をバラバラに見る
しかし病院(西洋医学)に行くと、
- 吹き出物は「皮膚科」
- 生理痛・生理不順・婦人病は「婦人科」
- 頭痛は「脳神経外科」
- 肩こり・腰痛は「整形外科」
- 鼻炎・花粉症は「耳鼻咽頭科」
- 高血圧は「循環器科」
- 呼吸器の弱さは「呼吸器科」
というように体をバラバラにみてしまいます。
しかも、
- 吹き出物は、ステロイド
- 生理痛は、鎮痛剤
- 鼻炎は、抗ヒスタミン薬
というように対症療法の薬が出て終わりなのです。
吹き出物は東洋医学で改善
東洋医学は原因となっている火の元を探すのが得意なのです。
体は一つですから、火の元がどこかにあって、煙の一部が吹き出物、煙の一部が生理痛、煙の一部が呼吸器の弱さというようにつながっているのです。
「木を見て森を見ない西洋医学、森を見て木を治す東洋医学」
という言葉があります。吹き出物だけをみて体全体は見ない西洋医学。その一方で、体全体の症状をみて吹き出物を治す東洋医学ということです。
つまり、東洋医学は原因をしっかり把握した上で体全体をみて施術をしていくということです。そのため、ニキビだけでなく粉瘤(ふんりゅう)などさまざまな皮膚症状にお困りの方も、東洋医学なら体全体に着目して治すことができるのです。
吹き出物の解説動画
繰り返す吹き出物について、私がYoutubeにてお話させていただいた動画もございます。ぜひチェックしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
繰り返す吹き出物には、「スキンケアを見直したり」「薬を塗ったり」という一時的な対症療法だけでは、根本的に改善することは難しいということがお分かりいただけたと思います。
先ほども申し上げましたが、体全てつながっています。ある一つの部分に症状が出ているということは、体の他の部分にも何かしらの症状が出ていると考えることが普通なのです。
東洋医学は、症状が出ているところをしっかりと把握し、他にどのような施術が必要かを見極めていきますので、改善のスピードが上がります。
吹き出物がなかなか良くならずにお困りの方は、一度東洋医学で火の元を消し、全ての不快な症状を取り去ってしまいましょう。
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