腰部脊柱管狭窄症でお悩みなら東洋医学専門の鍼灸院へ
東洋はり灸整骨院の石丸です。
今回は「腰部脊柱管狭窄症は東洋医学の鍼灸で改善できるか?」についてお話させていただきます。
Contents
腰部脊柱管狭窄症の症状
腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)は、腰痛や足のシビれなどの症状を起こす病気の代表格です。
腰の骨の変形や、神経の物理的な圧迫によって症状が起こると考えられていますが、切ったり注射したりしない東洋医学の鍼灸で症状を改善することが出来るのでしょうか?
それでは、腰部脊柱管狭窄症に東洋医学が効果的な理由について解説していきます。
西洋医学が考える腰部脊柱管狭窄症
背骨は、椎骨という骨が積み重なるようにして形成されています。
背骨の後ろ側には神経の束が通る管があります。脳から伸びた神経は、背骨の管を通り全身に張り巡らされてします。この管を脊柱管と言います。
神経は、感覚をつかさどる「感覚神経」と、運動をつかさどる「運動神経」の2種類があり、脊柱管にはこの2つが通っています。
何らかの状態で、この脊柱管が細くなり、中に通っている神経が圧迫され症状が出ている状態が、脊柱管狭窄症と言えます。
整形外科が考える根本的治療は、神経の圧迫を取り除く治療です。
脊柱管狭窄症に悩まされている患者さんの声
腰部脊柱管狭窄症の患者さんは多様な症状に悩んでいます。
「足がシビレて、少ししか歩けないから外出できない。」
「足の筋肉が弱ってきた、足が細くなってきている。」
「湿布を貼ったり温めたり、いろいろやってもシビれが取れない。」
シビれや痛み自体の辛さ、行動範囲が狭まって日々の楽しみが奪われている辛さ、精神的ストレスなど不自由さも多岐にわたります。
歩くことが困難で、車いす生活になってしまうことも少なくありません。
脊柱管が細いほど症状が強いは本当?
整形外科の診察を受けて、腰部脊柱管狭窄症と診断されると思います。
脊柱管の狭窄の具合は、通常MRIという画像診断で調べます。
脊柱管という神経の通り道が狭いほど、症状が強いのでしょうか?
逆に、脊柱管の狭窄がそれほどでもないにもかかわらず強い症状が出ることがあるのでしょうか?
実は、患者さんの実際の症状と、画像診断の競作度合いとは80%の割合で一致しないということが分かっているのです。整形外科学会が「80%の患者さんは、画像と症状が一致しない」と発表しているのです。
したがって、整形外科で脊柱管狭窄症を治すために手術が必要です、と言われたとしても、信用してはいけないということです。手術をしても症状が改善しない可能性があるということなのです。
東洋医学は人体を動きでとらえる!
レントゲンやMRIなどの画像診断は、いわば静止画です。
人間は常に動いています。寝ている時ですら静止していることはありません。
症状は、人間の動きと関連しています、骨・筋肉・神経・気の流れ、すべてを総合的に診なければ、症状の本当の原因はわからないのです。
静止画で観察した、脊柱管の狭窄度合いだけですべてを診断することが難しいということです。
東洋医学は、人体を動きも含めて総合的に診察し、体の機能を高める根本的治療をおこないます。そのため、下肢のシビれなどの脊柱管狭窄症の症状も治療できるのです。
手術の前に東洋医学専門の鍼灸院へ
整形外科で、腰部脊柱管狭窄症の手術をすすめられた方、ちょっと待ってください。
手術の前に、ぜひ一度東洋医学の鍼灸を受けていただきたいのです。
私たちは、症状に悩む80%の方を鍼灸で治療可能と思っているからです。80%の患者さんは、手術をすることなく、体の動きを考えた治療をすれば、治すことができる可能性があるのです。
どうしても鍼灸で治らない方は、脊柱管が神経を圧迫して症状が出ている、20%の方だと思いますので、そのときは、手術を検討すべきかもしれません。
ですが、多くの場合はリスクの高い手術は急いで受ける前にぜひ鍼灸を試していただきたいと思います。
腰部脊柱管狭窄症の解説動画
腰部脊柱管狭窄症の症状について、私がYoutubeにてお話させていただいた動画もございます。ぜひチェックしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
・80%の患者さんは、レントゲンやMRI画像と症状が一致しない
・東洋医学は、人体を動きも含めて総合的に診察し、体の機能を高める根本的治療を行う
・リスクの高い手術の前に、ぜひ一度東洋医学の鍼灸を!
という点をぜひ覚えておいてください。
腰部脊柱管狭窄症でお困りの患者さん、整形外科で腰部脊柱管狭窄症と言われたら、東洋医学の鍼灸を受けていただきたいと思います。
手術をすすめられても、すぐに決めないで頂きたいのです。
もちろん、東洋医学専門治療の東洋はり灸整骨院は、しっかりと症状をお聞きし、施術していきます。ぜひご相談ください。
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