顔面神経麻痺の原因について
東洋はり灸整骨院の石丸昌志です。
西洋医学では、骨・神経・筋肉・靭帯などに形態的の形態的異常や、細菌などの原因物質が検出されない限り確定診断がつかない事が定説です。
東洋医学では症状や気の流れから診断し、施術を行っていきます。そのため、西洋医学で原因不明と言われた疾患も治療が可能な症例もあります。
今回は、顔面神経麻痺について解説していきます。
顔面神経麻痺の原因
顔面神経麻痺は、西洋医学での病名は「ベル麻痺」と呼び、筋肉や神経に器質的な異常がないにもかかわらず顔面の片方が麻痺してしまう病気です。
前ぶれなく、朝起きたら顔の半分が麻痺していた、という感じで発症することがほとんどです。
西洋医学では顔面の動きをつかさどる神経のウイルス感染や、ストレス発症するという考えがありますが、基本的には「原因不明」となっています。
東洋医学では、顔面に出現した症状でも、患者さんの全体像を把握し、気の流れや不要の原因を診断します。決して顔面という局所に注目しないことが最大の違いです。
顔面神経麻痺を東洋医学で治療した一例
今回ご紹介する女性の方は、大学病院を受診しても原因が判明せず、「もう治らない」と言われたそうです。
藁にもすがる思いで東洋はり灸整骨院へ来店されました。
しっかりとカウンセリングを行った結果、顔面神経麻痺意外に「生理不順・季節の変わり目の咳・左腕の腱鞘炎・皮膚の荒れ・花粉症・糖尿病」があることが分かりました。
そこで、「生理不順・季節の変わり目の咳・左腕の腱鞘炎・皮膚の荒れ・花粉症・糖尿病」と顔面神経麻痺に有効なツボを使い、鍼灸を行っていきました。
顔を触らずに改善することも可能
ちなみにこの方の顔には一切鍼灸をしていません。そして、施術を継続し顔面神経麻痺が改善したのです。
嬉しいことに、左腕の腱鞘炎も1年程整形外科に通って改善しなかったのに、同時に治っていきました。生理不順や季節の変わり目の咳も和らいでいきました。
患者さんからは「全身の調子が良くなった」と喜びの声をいただくことができました。
患者さんの症状が改善し、このような喜びの声が届くことが私たちの仕事のやりがいでもあります。
※施術効果には個人差がございます。
顔面神経麻痺の動画解説
顔面神経麻痺について、私がユーチューブにてお話させていただいた動画もございます。ぜひチェックしてみてください。
まとめ
身体にレントゲンや検査結果で現れない異常がないからといって「病気ではない」とは言えません。しかし、現状では言い切ってしまうのが西洋医学でしょう。
東洋医学では、患者さんの症状から診断を行います。東洋医学の立場では難しい症状ではありません。全身は全て繋がっているのですから、一部の不調は全身治療で治していきます。
「顔面神経麻痺でさえ、顔を触らずに鍼灸施術をする。」それが東洋医学の鍼灸と言えます。顔面神経麻痺の症状でお悩みの方、ぜひ東洋はり灸整骨院にご相談ください。
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