耳管開放症は鍼灸で根本改善を目指そう!
東洋はり灸整骨院、院長の石丸です。
本日は、なぜ耳管開放症に鍼灸が効果的なのかについてお話したいと思います。
Contents
耳管開放症と鍼灸について 解説動画
Youtubeにてお話させていただいた動画はこちらです。
耳管開放症の改善は難しい?
先日、YouTubeで「耳管開放症」というキーワードを検索したところ、耳管開放症で有名な病院に行ったという内容のものがありました。動画の投稿者は「結局ストレスが原因ですから」というようなことを言われたそうで納得がいかない様子でした。
耳管開放症で有名な病院と行ってもそのレベルです。ストレスと言うのは西洋医学では原因がわからない時の常套句です。どれだけ有名で設備や建物が立派でも、原因不明と言っているうちは改善できるはずがありません。
耳管開放症は病院ではなかなか改善しないでしょう。耳鼻咽頭科は耳だけしかみませんので治る可能性は低いのです。
西洋医学は体をバラバラにするだけ
『木を見て森を見ない西洋医学』といいます。耳鼻咽喉科では耳は見てもその他の症状や体質をみることはありません。
一方の東洋医学は『森を見て木を治す東洋医学』といわれます。耳管開放症だけではなく、
- その他にどんな症状があるのか?
- どのような体質か?
- どういった生活をしているのか?
- 食べ物の好みは?
ということまで全て考えて施術を行います。
その他の症状も包括的にみる東洋医学
耳管開放症でお悩みの方は必ず他の症状もお持ちです。
- 生理痛・生理不順
- 皮膚の乾燥
- 鼻
- のど
- 花粉症
- 副鼻腔炎
- アレルギー性鼻炎
- 嗅覚障害
- 肩こり
- 逆流性食道炎
- 巻き爪
- 風邪をひきやすい
- 風邪をひくと咳が止まらない
- 元々呼吸器系が弱い
- 家系的に呼吸器が弱くて肺がんで亡くなった人がいる
- 末端冷え性
こういった症状と耳管開放症を同時に持っているわけです。しかし病院に行くと
- 睡眠障害 → 「心療内科」
- 生理痛、生理不順 → 「婦人科」
- 鼻、のど、花粉症、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、嗅覚障害 →「 耳鼻咽喉科」
- 肩こり → 「整形外科」
- 逆流性食道炎 → 「胃腸科」
- 巻き爪 → 「形成外科」
- 呼吸器が弱い、風邪をひきやすい、咳が止まらない → 「呼吸器科」
- 末端冷え性 → 「科はなし」
そして、「耳は耳鼻咽頭科」というようにバラバラにされます。まさに木を見て森を見ない西洋医学です。
さらに巻き爪は無理やりワイヤーで無理やり広げたり、呼吸器の症状は気管支拡張剤やステロイドを使います。皮膚症状にもステロイドや保湿剤というように何をみても対症療法しかありません。
当店にお越しいただいた方の中には「慢性扁桃炎で扁桃炎を取ったのに症状が再発した」という方もいました。何一つ根本的に治すことができないのです。
西洋医学は外科と細菌感染症、救急救命と検査に限っては素晴らしいのですが、慢性的な病に関しては無力なのです。
カラダ全体を見なければ何も治せない
体は全身つながっています。目や爪といったパーツだけが空中に浮いているわけではありません。全体をみて施術をしなければどんな問題も解決できません。地球全体を考えて環境問題に取り組むのと同じことです。
カラダ全体を見て他の症状も踏まえた上で、耳につながる経絡や耳管開放症に有効なツボを使って鍼灸施術を行います。
経絡というのはツボの道です。このツボの道は地下鉄のように体内も通っていて、体の表面を刺激するだけで耳や目、鼻など様々なところに働きかけます。さらに耳管開放症に効くツボをうまく使うことで改善率はかなり上がります。
西洋医学は耳管開放症に対して対症療法さえないでしょう。漢方には加味帰脾湯という有名な漢方薬がありますが、あまり効果はないようです。私は鍼灸だけが有効だと感じております。
おわりに
いかがでしたか?
本日は、耳管開放症についてお話させていただきました。
今現在この症状でお悩みの方は、ぜひ一度東洋医学専門の鍼灸院へご相談ください。
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