唾液過多症でお困りなら、東洋医学専門の鍼灸院へ
東洋はり灸整骨院の石丸昌志です。
今回は、唾液過多症についてお話させていただきます。
唾液過多症と診断されて、原因不明と言われお困りの方にはぜひ読んでいただきたいと思います。
東洋医学をお勧めする理由と施術の効果について、知っていただければ幸いです。
Contents
唾液過多症とは
通常は唾液の分泌は自律神経の働きによってコントロールされており、自分の意思で止めたり、分泌したりすることはできません。
緊張したときに喉がカラカラになったり、おいしいそうな焼肉のにおいをかいだ時は無意識に溢れてきますね。西洋医学で唾液線は、消化管の一部と考えられています。
それだけ、身体の不調をうけて症状が現れやすい器官といえます。
唾液は免疫機能や消化に欠かかせない
唾液は、消化酵素と殺菌機能をもつ分泌物です。口から侵入する異物を、まず最初に殺菌したり胃や腸で消化しやすいように処理する働きがあります。耳下線、顎下線、舌下線と呼ばれる唾液線からは、何と1日約1.5リットル以上の唾液が分泌されているのです。
病気としては、唾液が少なくなってしまう方が問題であると認識されています。そのため、唾液が多く分泌され不快感を伴う「唾液過多症」についてはあまり注目されていません。
唾液量の低下は、糖尿病・シェーグレン症候群などの病気・疲労や緊張感など交感神経が活発化した状態・口呼吸などによって起こりることが分かっています。
しかし、唾液量が増加する要因は西洋医学では原因不明と診断されることが多いといえます。
西洋医学では原因不明?
唾液線に形態的な異常がない病気ですので、西洋医学ではせいぜい唾液が多くなっていることを調べるくらいでしょう。
精神的ストレスと診断され、心療内科を受診させられたり漢方薬を飲まされたりすることが多いようです。
胃腸の不調を疑われ、本来必要ない胃カメラなどのつらい検査を受けることもあります。
東洋医学における唾液の考え方
東洋医学では、唾液は「脾」「腎」と関係しています。西洋医学では唾液線は消化管の一部であり、胃や腸と関係が深いと考えられています。
唾液ひとつとっても、西洋医学と東洋医学の視点の違いが明確です。
- 「脾」は、涎と関係があり → ネバネバしている
- 「腎」は、唾液と関係があり → サラサラしている
と考えられており、唾液の状態から全身の不調を診断していきます。
このように東洋医学では、「唾液が多い・少ない」という部分的なことにとらわれず、体全体をみて治療していきます。
唾液過多症は東洋医学専門の鍼灸院へ
東洋医学での治療は、唾液だけではなく、その他全身に現れる症状を総合的に治していきます。
例えば、「肩こり、腰痛、冷え性、下痢をしやすい、花粉症、睡眠障害、生理痛、生理不順、頭痛・・・」などの不快な症状と唾液過多症が同時に現れている場合は、それらの症状に関連する治療を行い、最終的には唾液過多症も改善する、といったことを表しています。
逆に言うと、その他の症状が改善しないと唾液過多症も治らないという事なのです。
唾液過多症の動画解説
唾液過多症の症状について、Youtubeにてお話させていただいた動画もございます。ぜひご覧ください。
まとめ
いかがでしたか?
唾液過多症でお困りの患者さま、ぜひ東洋はり灸整骨院の東洋医学診断と治療を受けていただきたいと思います。西洋医学で原因不明とさじを投げられた方も、あきらめないでください。
ご安心ください、全身は繋がっています。一つ一つの症状をよく確認し、治療を行っていきます。
病院へ行っても、他の治療院へ通われても改善されなかった方は、ぜひ一度ご相談ください。
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