寒冷アレルギーは東洋医学専門の鍼灸院へ
東洋はり灸整骨院の石丸です。
東洋医学専門の鍼灸院である東洋はり灸整骨院には、寒冷アレルギーの症状にお悩みで、来店される患者様もおられます。
寒冷アレルギーの症状は、気温差や環境の変化で全身に蕁麻疹(じんましん)がでたり、アレルギーの症状を引き起こします。
お風呂から出た後、暖かい部屋から寒い外気に触れた時、など環境の変化がきっかけとなって症状が現れることから「寒冷アレルギー」という西洋医学的な病名がついています。
今回は、「寒冷アレルギー」の東洋医学治療について解説していきます。
Contents
寒冷という環境の変化が引き起こすアレルギーで困ることとは?
寒冷アレルギーで困ることとは、「寒冷」(かんれい)という避けようのない環境の変化が原因で起こるという事です。
急に外気が冷えてきた、暖かい部屋から寒い外に出る、といった事を一生避けて暮らすことは不可能ですし、そのたびに蕁麻疹がでないか不安に襲われます。
寒冷アレルギーで寒冷蕁麻疹が出る人は、冷たいグラスを手にしたり、氷を当てただけでその部分に蕁麻疹が発生し、非常に強いかゆみを腫れが発生します。
こういう症状を抗ヒスタミン剤という薬で一時的に抑えることはできますが、根本的な治療は西洋医学では難しいと思います。抗ヒスタミン剤は副作用として、強い眠気、だるさ、集中力の低下などを引き起こします。
寒冷という物理的現象によって引き起こされるアレルギーを完全に予防できる方法は、西洋医学にはないと言っても過言ではありませんね。
東洋医学が寒冷アレルギーを治療できる理由とは?
東洋医学では、寒冷アレルギーにどのように治療していくのでしょうか。
東洋医学は、身体の形状だけをみる医学ではありません。人体と感情、人体と環境などを総合的にみて診断していきます。
日本には四季があります。
春、夏、秋、冬、季節によって出やすい病や、季節の変わり目に出やすい病。人の感情の変化によって引き起こされる病があると定義されています。西洋医学にはない考え方ですね。
人の感情と内蔵、感情と全身はつながっているので、怒り、悲しみによって五臓六腑に不調をきたすことは珍しくないのです。
食べ物が体質に影響することもあります。
甘いものを食べると胃腸がやられますよ、酸っぱいものと肝臓はつながっていますよ、というように体を取り巻くすべての環境とのつながりをみる医学なのです。
寒冷アレルギー以外の症状にも着目、総合的に治療する
寒冷アレルギーでお困りの方は、それ以外の症状も持っています。
例えば、のぼせやすくて頭が痛くなる、花粉症、鼻炎、肩こり、腰痛、生理不順という風に一見寒冷アレルギーと関係ない症状です。
西洋医学では、これらの症状は耳鼻科、整形外科、脳神経内科、婦人科といった「専門科」とよばれる分野に振り分けられ、一人の人を総合的にみることはしませんね。
東洋医学では、寒冷アレルギーを含めたすべての症状を良く聞き、その人の体質を診断し、治療を行います。
そのため、寒冷アレルギーだけを治すというのは、実は不可能で、他の症状も治しながら、寒冷アレルギーも治していくわけです。寒冷アレルギーが出た時に抑えるのではなく、寒冷アレルギーが出にくい身体にしていくという事です。
寒冷アレルギーの動画解説
寒冷アレルギーの症状について、Youtubeにてお話させていただいた動画もございます。ぜひご覧ください。
まとめ
人体は、臓器、感情、環境が繋がっています。全身を治さない限り、気になる症状も治せないのです。
東洋医学は、常に患者様の全体像を捉えて治療していきます。
寒冷アレルギーなど不快な症状でお困りの方は、ぜひ東洋医学専門でやっている治療院にご相談ください。もちろん東洋はり灸整骨院にもご相談ください。
不快な症状、つらい症状を改善できるよう一緒にがんばりましょう。
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