【うつ病・自律神経失調症】朝不調を感じるなら、東洋医学の鍼灸院へ
東洋はり灸整骨院の石丸です。
皆さんは、「朝に何だか体が動かない」「朝に体がだるくてしょうがない」などの不調を感じたことはありませんか?
実は、うつ病や自律神経失調症の患者さんはよく、朝に体が動かない、朝に体がだるくて仕方がないなど不調を訴えることが多い傾向にあります。
これらの不調に対して、西洋医学では対症療法として薬を処方しますが、東洋医学ではこの不調はしっかりとした原因があるということが分かっています。東洋医学では、この不調を「気虚」もしくは「気滞」とされており、施術することが可能なのです。
そこで今回は、うつ病や自律神経失調症の方の不調に対しては、東洋医学専門の鍼灸をお勧めする理由をお話ししたいと思います。
気虚と気滞とは?
■気虚
「気虚」とは元気が虚しいという意味です。これは、車で言うとガス欠と同じ状態を表しています。
■気滞
「気滞」は、元気が滞っているという意味です。これは、ガソリンは入っていてもエンジンまで届いていない状態を表しています。
どちらの場合でも、エンジンを動かすことができませんよね。
気虚や気滞の方の特徴
気虚や気滞になる患者さんはいくつか他の症状があることがあります。
風邪を引くと咳がよく出てなかなか止まらない、喉が痛くなりやすい、気管支炎、喘息など呼吸器系が弱い。また、皮膚が弱く虫に刺されると治らない、アトピー、汗をかきやすいこともありますね。
手足の末端の冷えや、足の裏に汗をかきやすい、鼻炎、花粉症、円形脱毛症、生理不順、偏頭痛、肩こり腰痛、といった様々な症状を気虚気滞に併せて持っていることが多いです。
また、秋、8月7日の立秋以降、2月4日の立春付近に体調を崩しやすいことも特徴にあります。
東洋医学と西洋医学の違い
東洋医学
東洋医学は、こういった「季節」や「他の症状」も併せて施術することができます。病の根本原因から鍼灸することで、その他の症状も改善していくのです。
WHO(世界保健機関)において鍼灸療法の適応とされた疾患の中にも、
- 頭痛
- めまい
- 耳鳴
- 不眠
- 神経症
- ノイローゼ
- ヒステリー
はあります。
参考:鍼灸 – Wikipedia (脚注をご覧ください。)
朝の不調にお悩みの方も東洋医学の着眼点で施術すれば改善されますから、一度お試しいただきたいのです。
西洋医学
一方、西洋医学の心療内科では、うつ病や自律神経失調症は脳が原因だと思い込んでいるので、ほとんどの場合で薬漬けにするだけです。
薬は石油の副産物です。石油を飲んでいても治るはずがありません。薬は体にとって異物となりえるのです。そして重い副作用を及ぼすリスクもあるのです。
下記は小学校6年生が書いたものです。
何もすることがなかったぼくは、ベッドに横になりながら、このたくさんの身の回りの物はいったい何からできているのだろうと、ふと疑問に思いました。
あとで「石油からできている」と知った時にはとてもびっくりしました。コップに歯ブラシ、パジャマ、洗ざいといった日用品や、注射器、点てきが入っているパックまでもが石油からできていました。
でも、一番おどろいたのは、毎日飲んでいた薬も石油が原料だっだということでした。 石油は、ガソリンやストーブなどに使う灯油というイメージが強かったため、薬として利用され、体の中に入り、病気を治すなんてとても信じられませんでした。
(「石油と医りょう」優秀作品賞・石油連盟広報委員長賞)
引用:paj.gr.jp
小学生で気づくなんて優秀だな、と感心してしまいました。
この続きに石油は悪いことばかりではなく良い面も書かれています。もちろん私も石油が悪いと言っているわけではなく、石油で作られた薬を”飲み続けること”に問題があることを伝えたいのです。
本記事をご覧になっている方は、大人の方がほとんどだと思います。「病気は病院へ行けば安心」「薬を飲んでいれば大丈夫」と思わず、一度医学や健康についてご自身で学んでみてはいかがでしょうか。
朝体が動かない 動画解説
うつ病や自律神経失調症について、Youtubeにてお話させていただいた動画もございます。ぜひご覧ください。
おわりに
うつ病や自律神経失調症にお悩みの方は、東洋医学では「気虚」や「気滞」とされています。これは車で例えると、ガス欠状態である、もしくは、ガソリンは入っているけれどエンジンまで届いていないというような原因がしっかり分かっています。
東洋医学は、問題が起きている箇所だけではなく、全身の状態をしっかり把握して総合的に施術をすることができます。
ですので、
「何だか気分が晴れない」
「すごくどんよりしている」
「体がだるい」
という症状も改善することができるのです。
うつ病や、自律神経失調症にお悩みの方で、なかなか症状が良くならないとお困りであれば、一度東洋医学専門の鍼灸院へ行かれることを、お勧めいたします。
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