慢性鼻炎は東洋医学専門の鍼灸院へ
東洋はり灸整骨院の石丸です。
皆さんの中には、春や秋になった途端に鼻がムズムズ・ズルズルとしてしまう方もいらっしゃるでしょう。季節変わり目だからしょうがないと思って諦めてはいませんか。
また、このような症状で耳鼻科に行ったとしても、鼻だけ診察され、
- ステロイド
- 抗ヒスタミン薬
- 抗生物質
といった対症療法の薬を処方されて終わりだと思います。一時的に症状は抑えられたとしても、それではいつまでも症状が根治することはないのです。
そこで今回は、「なぜ秋に鼻の症状が増えるのか」、そして「なぜ東洋医学の鍼灸が良いのか」についてお話ししたいと思います。
東洋医学は体全身をみる
東洋医学では、患者さんが鼻の症状で来られたとしても、鼻だけではなく体全身をみます。その患者さんがどんな体質で、なぜ鼻の症状があるのかを考えるわけです。
東洋医学では、鼻に症状がある患者さんは、「乾燥する秋」に鼻の症状が出やすくなりやすいというデータがあります。8月7日の立秋を過ぎると、鼻の症状が出やすい傾向があります。
鼻以外の症状や体質もみる
また、鼻の症状だけではなく
- 皮膚、便秘や下痢など大腸、憂鬱になりやすい
- 元気が出ない
- 悲しくなりやすい
- 風邪を引くと咳が出やすい
- 朝何かしらの症状が出やすい
- 手足末端が冷えやすい
- 手足に汗をかきやすい
などの症状もあります。
他にも、辛いのが好きといった特徴もありますね。
また、鼻の症状に悩んでいる方は、呼吸器系が弱く、喘息の家系だとか気管支炎になりやすい体質というのも根本にあります。
東洋医学なら鼻が悪いというだけでも体の情報がこれだけ読み取れるのです。
また患者さん本人だけではなく親、兄弟、子どもなど家族の体質まで言い当てることが出来ます。体は全身つながっていますし、体質は親から受け継がれるため似ているものですからね。
西洋医学の問題点
西洋医学で対症療法として薬だけを出される治療には、治らないという以外にも問題があります。
今回は2つの問題についてお話します。
スティーブンスジョンソン症候群
1つ目は、スティーブンスジョンソン症候群という薬の重篤な副作用です。
厚生労働省によると2年半で1064人がスティーブンスジョンソン症候群になり、その内106人が亡くなっているそうです。薬がいかに危険かよく分かるでしょう。
増え続ける日本の医療費
そしてもう一つ、医療費の増加も問題です。この5、60年で医療費は190倍に増えています。救急救命等は発展していますが、慢性症状は病院では何一つ治りません。医療は発達しているのに病人が減らないのです。医療費として使われているのは皆さんの税金です。
このことをどう思われますか。
東洋医学で鍼灸施術すれば、根本的に解決することができ、そもそも体の不調や悪い症状が出ない体になります。患者さん自身も不快な症状から解放され、病人は減ります。そうすれば社会保障費が減少し、税負担も軽くなって行きます。
これが正しい社会の姿だと思いませんか。
慢性鼻炎の動画解説
慢性鼻炎の症状について、Youtubeにてお話させていただいた動画もございます。ぜひご覧ください。
まとめ
いかがでしたか?
秋になると鼻の症状が出やすくなる方には、さまざまな特徴があるのです。一時的に症状を抑える薬も、緊急度が高い場合などは必要かもしれませんが、薬にはあらゆるリスクも付いてくるということを念頭に置かなければなりません。
その点では、東洋医学は体の全体を見て施術を行います。鼻の症状だけを治すのではなく、その時の体の状態をしっかりみて、プラスアルファで施術を行うので、根本的に改善ができるのです。
本当に治したい方、薬漬けの西洋医学に疑問をお持ちの方、一度東洋医学専門の鍼灸院にいらしてはいかがでしょうか。
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