円形脱毛症は東洋医学専門の鍼灸院へ
今回は東洋医学による円形脱毛症の改善法についてお話します。
円形脱毛症はいわゆる10円ハゲと言われる脱毛症です。男女ともに発症し、西洋医学では原因不明と言われています。
一箇所だけではなく、複数の円形脱毛が発生すると、患者さんはますます容姿に悩み、辛い日々を送ることになります。時にはウィッグを着用することもあるでしょう。
そんな辛い円形脱毛症にお悩みの方には、ぜひ東洋医学の鍼灸を受けていただきたいのです。
それでは、その理由と東洋医学の鍼灸について解説していきます。
Contents
西洋医学の治療は副作用がある?
西洋医学(病院)では円形脱毛症の原因は分からず、原因不明というのが現状でしょう。
円形脱毛症を発症すると通常、皮膚科を受診すると思います。
処置として、ステロイドの注射、ステロイドの内服薬が処方されることが多いようです。なぜステロイドを処方するかというと、ステロイドには、多毛、毛が生えるという副作用があるからです。その副作用を利用して毛を生えさせようとするのです。
確かに毛が生えてきます。でもそれは、ステロイドの副作用を利用して無理に毛を生えさせているだけなのです。
それはそれで即効性があって患者さんに喜ばれるでしょう。しかし、根本的な治療ではありませんし、ステロイドの副作用が心配ではないかと思います。
円形性脱毛症は症状であって原因ではない
円形脱毛症は、あくまでも症状として現れているだけなのです。体の異常を現しているということなのです。
ですから病院に行っても、円形脱毛症だけをみて診断するため原因が分からないわけです。
東洋医学のカウンセリングを行うと、円形脱毛症の症状と同時に様々な症状が出ていることが分かります。
例えば手足が冷える、足先が冷えるといった末端冷え性の人がいたり、生理不順や生理痛に悩み、生理前にすごくイライラする人、低気圧が近づいてくると頭痛が起きる、肩がこりやすい人、起床時から腰が痛い人がいたりなど、など様々です。
東洋医学では、こういった症状の一つ一つをすべて治していきます。
東洋医学による円形脱毛症施術の例
円形脱毛症の症状は共通していても、それ以外の症状は個別性があります。
- Aさんは、手足の先の冷えと生理不順の悩みをもっている。
- Bさんは、男性で、円形脱毛症の他に、鼻炎持ちで、よく風邪をひくし、朝になると腰が痛い。
- Cさんは、ちくのう症、花粉症、逆流性食道炎の症状があって、胃の調子も悪い。
- Dさんは、寝つきが悪く、眠りも浅い上、肩こりやドライアイの症状もある。
円形脱毛症という部分以外は、みんな違うわけです。
東洋医学では、全身を包括的にみて診断、治療を行います。そのため、各種症状と共に円形脱毛症も一緒に治していくことが可能なのです。
西洋医学のステロイド治療のような即効性はないかもしれませんが、根本的な治療を行い副作用がないため、安心して受けていただけます。
西洋医学は体をバラバラにみる、東洋医学は包括的にみる
西洋医学の最大の盲点は、症状が現れた部分のみに注目して診断するということです。円形脱毛症しかみないんですね。
腰痛は整形外科、鼻が悪いなら耳鼻咽喉科、うつ気味の人は心療内科、円形脱毛症は皮膚科、といったようにバラバラなのです。手足の冷えに至っては、診療科そのものがありません。
東洋医学は違います。常にその人の全体像を包括的にみています。東洋医学には、「◯◯科」という区別はありません。全身の症状にアプローチしていけば、円形脱毛症という症状も治っていくという考え方です。
円形脱毛症の動画解説
円形脱毛症について、私がYoutubeにてお話させていただいた動画もございます。ぜひチェックしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
・西洋医学(病院)では円形脱毛症の原因は分かっていない
・薬には副作用の危険性・リスクがある
・東洋医学は全身をを包括的にみる治療を行う
ということをぜひ知っていただければと思います。
そして、東洋医学はもともと慢性病の治療に非常に有効です。
円形脱毛症でお困りの方は、ぜひ東洋医学専門の鍼灸を受けていただくことをオススメいたします。
もちろん東洋はり灸整骨院でもお悩みに対応した施術を受けていただけます。ぜひ東洋医学専門の東洋はり灸整骨院にご相談ください。
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