メニエール病は東洋医学専門の鍼灸で改善!
東洋はり灸整骨院の石丸です。
今回は「メニエール病」についてお話します。ぜひ参考にしてください。
Contents
メニエール病とは
メニエール病とは西洋医学的な名称で、
- めまい
- 耳鳴り
- 難聴
の3つの症状が起こる病気です。
実はこのメニエール病、西洋医学(病院)では原因不明とされています。
先進国に多くみられる病気であることから、ストレスが関与しているのではと推測されています。ですから、現代医学では根本的な治療方法がないということでしょう。
そんなメニエール病を東洋医学でどのように治療していくのかを解説していきます。
メニエール病はどんな病気?
メニエールという方が病気の概念を提唱した為、その人の名前をとって、「メニエール氏病(メニエール病)」と名付けられました。
症状は人によって様々ですが、突然のめまい発作により、立っていられないほど激しい症状で、救急車で搬送される人もいるほどです。
めまい発作は、吐き気が伴う事も多くとても苦しいと聞きます。
- 「いつ発作が出るかわからない。」
- 「こわい。」
という理由で、旅行や趣味の外出を控えてしまう方もいらっしゃいます。
東洋医学の考え
東洋医学はこの地球上で4千年以上、国内でも1500年以上の歴史があります。
ですので、メニエール病になりやすい体質やどういった原因でメニエール病の症状が出ているのかを診断することが可能です。治療法も確立されているのです。
東洋医学は「四診法(ししんほう)」というカウンセリング法に基づいて、しっかりと時間をとりみていきます。四診法というのは、
- 望(ぼう)
- 聞(ぶん)
- 問(もん)
- 説(せつ)
という4つからなります。
西洋医学で分からない、解明できないメニエール病でも、東洋医学の経験をもってすれば改善することが可能なわけです。
「漢方が効かない=東洋医学が効かない」は誤解?
原因不明のメニエール病の対して、耳鼻咽喉科でも漢方薬が処方われることがあります。
それを飲んでも効果が無いからといって、「東洋医学も効かないのでは?」と疑われることが多いのです。そんな誤解を解消したいと思います。
東洋医学と西洋医学の違い
東洋医学と西洋医学は、考え方が全然違います。
西洋医学は、病名を決定することが最優先で、病名が決まれば処方する薬も決まってきます。
一方、東洋医学は、患者さんの体質を診断するため、極端に言えば「がんの患者さん」と「風邪の患者さん」に同じ漢方を処方することもあり得るのです。
病名ではなく、全身状態や体質を見極めた上で漢方を処方しています。
したがって、耳鼻咽喉科で出された漢方が効かないとしたら、医師の見立てが悪いということになります。
医師による東洋医学の診断は正しいの?
東洋医学のカウンセリングは、必ず脈、必ず舌をみます。そして必ずお腹もみなければいけません。
脈をみたり、舌をみたり、お腹をみることをせず、正しい東洋医学の診断をしないまま漢方を出してしまっては、東洋医学の良さが最大限発揮できないわけです。
西洋医学の医師に、正しい東洋医学診断が可能なのかは疑問を持たざるを得ません。
さまざまな角度から身体をみて、全身状態と体質を見極めるのが東洋医学です。
ですので、もし耳鼻科でメニエール病と診断された場合には、ぜひ一度東洋医学専門の鍼灸院へご相談ください。
メニエール病の動画解説
メニエール病について、Youtubeにてお話させていただいた動画もございます。ぜひご覧ください。
まとめ
いかがでしたか?
メニエール病をはじめ、
- 耳鳴り
- 難聴
- めまい
の症状でお悩みの方は、東洋医学専門の病院や鍼灸院に行かれることをおすすめします。
もちろん、東洋はり灸整骨院でも様々な体の不調をみていますし、もちろんメニエール病もご相談ください。
辛い症状が少しでも改善できるよう一緒にがんばりましょう。
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