便秘の解消にオススメ!お茶・漢方・鍼灸について
東洋はり灸整骨院の石丸です。
最近は特に便秘でお悩みの方は多いようです。
摂取した食べ物をうまく排泄できないと、体には毒がどんどん溜まりますので、様々な病気を引き起こす可能性が非常に高くなります。
また、ダイエットをしている方は、食べ物の摂取量が極端に減り、食べ物のカスである便がつくられずに便秘になってしまうということもあります。
どちらにせよ便秘は非常に体に負担をかけていますので解消しなければいけません。
そこで本日は、私がお勧めする3つの便秘解消法をご紹介します。
オススメの解消法①:お茶
具体的な解消方法の一つ目は、「お茶」です。
便秘解消にお勧めのお茶としては、まずルイボスティがあります。これは、妊娠中でも飲める安全なお茶です。
次に、聞き慣れないかもしれませんがハブ茶というお茶もあります。便秘解消にはとてもお勧めですが、妊娠中という方は少し気を付けた方がいいですね。
他には、センナ茶、センブリ茶。(この辺りは聞いたことがある方もいるかもしれませんね。)
こちらも、ハブ茶同様に効果は大きいですが、妊娠中、特に安定期前の方は飲まない方がいいでしょう。
ちなみに、ルイボスティ、ハブ茶、センナ茶、センブリ茶の順で味の飲みにくさがあります。
オススメの解消法②:漢方
お茶以外では、「漢方」という方法もあります。
- 大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)
- 桂枝加芍薬甘草湯(けいしかしゃくやくかんぞうとう)
- 麻子仁丸(ましにんがん)
- 潤腸湯(じゅんちょうとう)
- 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
などが便秘に有効な漢方薬です。
他にもありますので、便秘解消にどの漢方薬が向いているか体質を専門家に見極めてもらうのが良いでしょう。
オススメの解消法③:鍼灸
その他には、「鍼灸」も便秘に効果があります。
五臓六腑の中の肺、脾、肝の力を上げて自力で出す力を付けることができます。
東洋医学では肺と大腸は繋がっていると考えますので、肺の力が上がると便通が促される、自力で出せるようになる効果があります。
また脾は口から肛門までの消化器系のことです。便秘解消には消化器の力を高めることは大切ですね。
そして肝は筋肉に関係していますので、肝を高めることで出す力がつく方もいます。
薬は注意が必要
西洋の薬はドラッグストアでも買えますし、病院で処方されることもありますが、頼りすぎると自力で出せない体になってしまいます。
西洋薬は腸の蠕動(ぜんどう)運動を強制的に動かして排便するものですので、それが慢性化してしまうと蠕動運動がうまく働かなくなってしまうのです。
また、薬は石油の副産物ですので体にとっては異物、毒になることも多いですので注意が必要なのです。
便秘の解説動画
本記事の内容について、私がYoutubeにてお話させていただいた動画もございます。ぜひご覧ください。
まとめ
いかがでしたか?
本日は、「3つの便秘解消法」について、お話しさせていただきました。
中でも便秘を根本治療するなら一番は鍼灸が良いと考えています。
「すぐに出したい、即時性が欲しい!」という時は、漢方のほうが鍼灸より効果が高いと思いますので、その状況に合わせて試してみるといいですね。
東洋はり灸整骨院でもひどい便秘の方は、鍼灸と併せて漢方もお勧めして、さらにお茶も取り入れていただいています。
鍼灸、漢方、お茶と言った東洋医学的な方法をうまく取り入れて、健康的に便秘を解消しましょう。
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