肩こりでお悩みの方は、東洋医学で気血を改善しよう
東洋はり灸整骨院の石丸です。
肩こりは実は日本で一番訴えの多い症状ではないでしょうか?
実にたくさんの方が困っています。
その証拠に街に出ると、「マッサージ」「整体」「骨盤矯正・猫背改善」などの文字が躍っていますね。
筋肉に疲労物質が溜まっている、僧帽筋の緊張、骨盤や背骨の歪みを指摘されたり、自分でもそう認識されてる方も多いと思います。
肩こりの原因は本当にそうでしょうか?
「肩を揉んでもらっても一時的な効果しかない」
「慢性的に肩こりで、頭痛も酷い、どこに行っても治らない」
「骨盤矯正の高い治療を受けても治らない」
では、どうして治らないのでしょうか?
今回は東洋医学で治療する「肩こり」について解説します。ぜひ参考にしてみて下さい。
肩こりの原因は『不通則痛』という気血の停滞
肩こりは、東洋医学の大原則が関係します。
『不通則痛』(ふつうそくつう)と読むのですが、「通ってないと痛みを促しますよ。」という意味です。
何が通ってないのか。それは、気血の流れです。
病気の気、血液の血、気血の流れが停滞してると不通則痛、痛みを促しますという理論は、東洋医学では四千年前から継承されています。
デスクワークやパソコンをずっとやっても肩の凝らない人、ガチガチにこってしまう人の違いはここにあります。肩の凝らない方は、気血の流れが良く、不通則痛、肩こりというような状態にならないのです。
気血の流れを流すポンプの機能の衰えにより、『不通則痛』という状態になり、肩こりが出てくる、と考えまます。
東洋医学は、治療でその衰えたポンプを丈夫なポンプに作り上げていくのです。
東洋医学が一時的なコリほぐしではない理由
マッサージ、整体などをすると、一時的にはこの気血の流れがよくなります。
人の手によって一時的に気血の流れは改善しますが、自分自身のポンプ機能が十分でなければすぐに肩こりに戻ってしまいます。
マッサージや整体、病院での治療は自分自身のポンプ機能を高めるものではないと言えます。
そのため、一時的な効果にとどまってしまうのです。
病院で、僧帽筋(そうぼうきん)の拘縮(こうしゅく)と言われ、ブロック注射をしたり、湿布を貼ったりすることがあります。ブロック注射は、局所麻酔薬を筋肉の中に注射し、感覚を麻痺させているにすぎません。根本的な治療とは言えないのです。
東洋医学は、一時的なコリをほぐすものではありません。気血の流れを良くし、全身の不快な症状を改善していくのです。
肩こり以外の症状にも注目
肩こりに悩んでいる方は、「肩だけ」ということはありません。
- 手足の冷え
- 生理不順
- 腰痛
- 目の疲れ
- 胃腸の不調
など様々な症状を持っています。
東洋医学は先に述べたように「肩をほぐす」ものではありません。様々な症状を聞いたうえで、その方の体質を総合的にみて、鍼灸施術をしていきます。
そのため、気血の流れを改善し、肩こり以外の様々な症状も同時に改善することが可能なのです。
東洋医学による肩こり改善法 解説動画
東洋医学による肩こり改善法についてお話させていただきました。
お時間がありましたら、ぜひご覧ください。
まとめ
たくさんの方が悩んでいる肩こり。実は肩だけの問題ではないのです。
気血の流れを良くし、なおかつ自分で気血を流せるポンプ機能を改善させない限り、肩こりは改善しません。どこに行っても肩こりが治らないとお困りの方はぜひ、東洋医学の鍼灸を受けていただきたいのです。
お近くの方は、ぜひ東洋はり灸整骨院にもご相談ください。肩こりの悩みは東洋医学の鍼灸で解決しましょう。
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